大事なお知らせ

ブログ・お知らせ獣医師スタッフブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

去勢手術を行ったオセロちゃん

手術報告 2018.11.12 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったオセロちゃんです。

ちょっと怖がりなオセロちゃん。
エリザベスカラーは苦手でしたが頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

皮膚の腫瘤の切除を行ったうつぼちゃん

手術報告 2018.11.10 UP DATE.

顎の下のできものが破れて出血が止まらない…と来られたのはフレンチブルドッグのうつぼちゃんです。

以前よりあったできものですが一年に一回ほど出血することがあり、
摘出の手術をするか迷いながら経過を見てきました。

毎回出血してもしばらくすると止まって落ち着いていましたが今回は出血がなかなか止まらないということで
摘出することになりました。

切皮前のできものです。
手術範囲をわかりやすくするためにペンで周りを囲って印をつけています。

しっかりした範囲で取ることができました。
病理検査の結果も良性の「アポクリン腺腫」というもので
皮膚の分泌上皮由来のものでした。
犬に発生が多く、8〜11歳頃に多く発生し、頭頸部に多くできるものです。

今回のように出血を繰り返す状態であれば摘出の手術を行います。

今後の再発の可能性もないものでよかったです!

うつぼちゃんは同時に鼻孔拡張術と軟口蓋切除術を行いました。
うつぼちゃんのような短頭種は「軟口蓋」と呼ばれる喉の奥の気管と食道の入り口を分ける蓋が長く、
鼻の通り道が生まれつき細く狭いことが多いため、短頭種気道症候群になっていることが多いです。

今回麻酔をかけての手術であったこともあり、麻酔から覚めた後の呼吸がしにくく呼吸困難になるのを防ぐためにも
鼻の孔を広げ、軟口蓋を短くする手術を行いました。

短頭種でいびきをかいて寝ていたり、呼吸がガーガー言ったりしている子は
実は常に息苦しい状態であるかもしれません。
短頭種はもともと呼吸音がするイメージがありますが、手術で呼吸状態を改善させて今後の悪化を防ぐこともできるので
特に若いうちにご相談いただけたらと思います。

体は大きいですがとてもお利口なうつぼちゃん。
手術がんばりました!

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

去勢手術を行ったノアちゃん

手術報告 2018.11.08 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったノアちゃんです。

ノアちゃんは、乳歯抜歯も同時に行っています。

青い丸で囲ったところが乳歯です。

永久歯が生えてきているのに、乳歯が抜けずに残っている状態を「乳歯遺残」と言います。

乳歯遺残は放っておくと歯並びが悪くなったり、歯周病になりやすくなったりします。

気づいたときには早めに抜いてあげることをお勧めします。

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

歯科処置を行ったマコちゃん

手術報告 2018.11.06 UP DATE.

先日、歯科処置を行ったマコちゃんです。

歯石が気になるということでご相談を受け歯肉も赤くなっていたため、これ以上悪化して抜歯が必要になる前に歯科処置を行うことになりました。

処置前の写真です。
歯肉が赤く歯周病が起きています。

この時点で歯磨きを始めるよりも一度歯を綺麗にしてからそれを維持するようにデンタルケアを行った方が効果を期待できます。

今後も綺麗なままキープしていきたいですね!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったタグちゃん

手術報告 2018.11.04 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったタグちゃんです。

タグちゃんは片側が鼠径部の皮下に停留してしまっている状態(皮下停留精巣もしくは隠睾)でした。
本来陰嚢内にあるはずの精巣が皮下にあると腫瘍化しやすくなるため、早期の去勢手術が勧められています。

タグちゃんもまだ若い今の時期に去勢手術を行うことができました。

精巣が二つあるかわからない時など気になることがあればいつでもご相談ください!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

学際企画のセミナーに参加してきました!

セミナー参加 2018.11.02 UP DATE.

先日開催された学際企画のセミナーに参加してきました。

内容は「猫の画像診断集中講義〜この画像所見、猫だからこう考えよう!〜」で、

講師は、日本小動物医療センターの画像診断科 科長の 戸島 篤史 先生でした。

 

獣医師界隈ではよく「猫は小さな犬ではない」という言葉を使いますが、画像診断についてもその通りで、

犬と猫では見るべきポイントや所見、考え方が異なってきます。

今回は猫に絞った、しかも一般病院向けの実践的な内容で、非常に参考になりました。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

直腸ポリープをポリペクトミーで治療した「しのちゃん」

診療日誌 2018.10.31 UP DATE.

便に血がつくとの事で相談に来たのはミニチュアダックスフンドのしのちゃんでした。

直腸検査という、おしりに指を入れて指の感覚で判断する検査を実施したところ指先に何ヶ所か腫瘤が触知したので、後日、大腸カメラ検査を実施しました。

直腸に内視鏡を挿入するとすぐに大小さまざまな腫瘤が発生していました。

ただし腫瘤は直腸の4−5cmの範囲に限局しており、幸にもその奥の下降結腸に病変は確認されませんでした。

そこで治療方法決定のために、腫瘤の一部を採取して病理検査を実施したところ、「炎症性ポリープ」という結果が返って来ました。

「炎症性ポリープ」は基本的に良性病変ですが、基本的な治療は直腸粘膜引抜き術(プルスルー術)という術式で病変が存在している

粘膜を全切除します。その後も放置をすると必ず再発するので、ステロイドや免疫抑制剤を使った内科的治療法を継続していく必要があります。

ただし、この方法は粘膜の切除後ある一定期間、排便時の痛みや出血が続くなどの問題があり、ワンちゃんにある程度の負担が掛かる治療法となります。

そこで今回時はポリペクトミーという治療法を用いて、腫瘤病変を出来る限り取り除き、残存する小さな病変は内科で治療していく方法を選択しました。

ポリペクトミーとは、下の写真のように高周波スネアという器具を使用して、腫瘤病変を切除する方法です。

今回は腫瘤の数が大小合わせると多数存在しており、全処置に1時間以上かかりましたが、結果として1泊入院で済み、処置後もほとんど日常生活に

支障がないほどの経過が得られました。

 

その後のしのちゃんですが、内科的治療の効果も出てくれて、現在は快適な排便生活を送っています。

ポリペクトミーは、全ての症例に適応できるわけではないですが、動物の治療負担を大きく軽減することができる、とてもよい治療法だと思います。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

嘔吐が続くツキちゃん

診療日誌 2018.10.28 UP DATE.

週2、3回以上の嘔吐がしばらく続いており、血液が混じったものを吐いたと先日来院した

大柄な茶トラの男の子、ツキちゃんのお話です。

血液検査で異常はなく、糞便検査も異常無しでした。

エコー検査で胃の壁がやや厚い感じが認められたため、胃炎を疑い、対症療法として胃薬を処方しました。

胃薬を飲んでいる間は比較的嘔吐の頻度も少なくなり、良かったのですが、

薬が切れるとまた、嘔吐が増え、血液が混じったものを吐きました。

そこで、食事の変更と粘膜保護剤を追加しました。

しかし、食事の変更でも効果は乏しく、粘膜保護剤は飲めなかったため、内視鏡検査を行うことにしました。

 

〜消化管内視鏡検査について①〜

口 and/or 肛門から軟性鏡(曲がるカメラ)を入れて消化管内の観察を行う検査です。

また、軟性鏡に鉗子と言われる器具をいれて消化管内に伸ばすことができ、

それを用いて、消化管の一部を採材してきたり、異物を取ってきたりすることができます。

動物の場合、検査の性質上、全身麻酔下で行う必要があります。

 

検査をしてみると、やはり胃は全体的に炎症を起こしているらしく、やや赤っぽく、

噴門(胃の入り口)側に胃潰瘍を思わせる病変が見つかりました。(写真中央左)

血混じりのものを吐いていたのは、胃潰瘍があったためのようです。

胃炎は小腸の炎症から来ていることもあるので十二指腸の方まで確認し、組織を一部とってくる、生検を十二指腸・胃で実施しました。

 

〜消化管内視鏡検査について②〜

消化管疾患は原因が様々で複合していることも多く、内視鏡検査を行ったから原因が特定できる、確実に治せるというわけではありません。

しかし、明らかに目に見える、例えば今回の胃潰瘍のような病変はないのか?、炎症があるとしたらどういう炎症なのか?、

感染・腫瘍などは関係ないのか?、腸の絨毛の状態は?などなど様々な情報を得ることができます。

また逆に内視鏡生検を行っても情報が得られないこともありますが、

例えば、内視鏡で見える側には問題が無いのではないか?等、それはそれで検査・治療の方針を立てるのに大きく影響します。

他の検査もそうですが、検査はあくまで一検査なので、診断には複数を組み合わせてしっかりと考える必要があります。

 

ツキちゃんは胃潰瘍が見つかったため、検査直後はその対処を強化し、生検材料の病理検査結果を待つことになりました。

しっかり後のケアを行いたいと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術を行ったバニラちゃん

手術報告 2018.10.22 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったバニラちゃんです。

バニラちゃんはできる限り負担を少なくしたいと
腹腔鏡での避妊手術をお選びいただきました。

腹腔鏡の避妊手術についてはこちらの記事をご覧ください↓
https://live-ac.com/archives/6753

体の小さなバニラちゃんですが手術無事に終わってよかったです!
良く頑張りました。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

九州地区獣医師大会に参加して来ました。

セミナー参加 2018.10.25 UP DATE.

先日、国際会議場で第67回九州地区獣医師大会が開催されました。

獣医師大会は、現場で切磋琢磨している獣医師が公衆衛生、産業動物、小動物の分野に分かれて発表を行う場です。

そのなかでteam HOPE主催の教育講演が行われたので、お手伝いをして来ました。

今回得た情報を、診療に生かしていきたいと思います。

歯科処置を行ったルディーちゃん

手術報告 2018.10.19 UP DATE.

先日、歯科処置を行ったルディーちゃんです。

ルディーちゃんは数年前に歯科処置をしたことがありますが、
歯に汚れや歯石がついており、食べた後少しむにゃむにゃすることがあるとのことで
歯科処置を行うことになりました。

処置前の歯の様子です。

特に上顎の臼歯(奥歯)に歯石が多くついているのがわかります。

一度歯科処置を行っているからか歯石はスムーズに除去できました。
しかし、右上顎の一番奥の臼歯の歯周ポケットがとても深く、歯根が溶けている状態であったため
一本の抜歯を行いました。

年齢が10歳を超え、麻酔をかけるリスクも上がってきますが、
ルディーちゃんのように3年に一回程度の歯科処置を行って口腔環境を綺麗に保っていけるのが理想的です!
抜歯をしなければならない歯も少ないため、一回あたりの負担も減らすことができます。

毎年健康診断もしっかり受けていただいているルディーちゃん。
今後も健康維持に努めていきましょう!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったQooちゃん

手術報告 2018.10.16 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったQooちゃんです。

綺麗な三毛猫さんのクーちゃん。
ちょっと怖がっていましたが入院頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

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