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様々な視点で日々を綴っていきます。

ひも状異物による腸閉塞を起こしたカブちゃん

診療日誌 2017.06.12 UP DATE.

お肌のトラブルでずっとサポートを続けていたピットブルのカブちゃんですが、急に吐き出して元気がないとのことで来院されました。

*手術中の写真がありますので、ご注意ください。

診察してみると確かにいつも元気なカブちゃんがシュンとして大人しくしています。
早速、血液検査と腹部超音波検査をしてみると、腸閉塞を強く疑う所見が認められたので、緊急手術になりました。


↑腸管の拡張所見


↑腸管拡張部位に異物を疑わせる所見が認められる


↑腸管切開をしてひも状の異物を取り出している


↑胃を切開してプラスチック製の異物を摘出している

ということで、カブちゃんも頑張りました。下が摘出した異物です。

飼い主の方に確認するとお布団を縛っていたビニールひもだろうとのことでした。


↑退院前のカブちゃん。いつもの元気が戻って嬉しいです


↑病院裏で楽しいお散歩中です。

今回は胃腸がかなり広範囲でダメージを受けていましたが、幸い胃穿孔や腸穿孔を起こしていなかったのが幸いでした。

今後も同じことがないようにと祈っております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

 

担当:獣医師

佐藤 誠剛

開院以来、安心して通っていただけるよう、ペットと飼い主様に寄り添った親身な医療を心がけてまいりました。これからも「家族の一員であるペットたちを病気から守り一日でも長く元気で健康に暮らしていけるように」を信条に、真心を込めた診療に携わってまいります。
「共に過ごす毎日はかけがえのない時間 」大切なペットたちの生涯は、私たちの人生の時間の中で限られた時間です。私たちは、共に生きてお互いが喜びを感じる日々を常に願っております。 (リヴ動物病院の「Live」の由来も同じ意味を持ち、思いを込めて名付けました )

福岡動物メディカルパークリヴ動物病院

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