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前十字靭帯断裂のきらくん

手術報告 2016.11.06 UP DATE.

お散歩から帰ってきて、少し走った後、左後肢をびっこひいているといって来院されたのは、ゴールデンレトリバーのきらくんです。

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とってもおりこうさんなきらくん。こわがりさんですが、しっぽをふりふり病院に来てくれます。

診察時、確かに左後肢をびっこをひいて歩いていました(跛行といいます)が、どの場所が痛いかの特定まではできませんでした。
オーナー様のご希望もあり、まずは痛み止めとゲージレストで様子を見ることになりました。
1週間後、だんだん元気が出てきて散歩にも行きたがっているということだったので、
このまま絶対安静で様子を見ることになりました。

さらに1週間後、再び痛みが出て来たみたいで、元気や食欲も落ちてきているということだったので、
レントゲンを撮る事にしました。
レントゲンでは骨折や骨の腫瘍などの異常は確認できますが、腱や靭帯の異常は確認できません。
きらくんはレントゲンでは骨に大きな異常は見られませんでした。
痛み止めと、絶対安静で2週間様子を見て、状態が変わらなかったら、関節鏡などの詳しい検査をしましょうということになりました。

2週間経っても左後肢の跛行は良くならなかったので、山口大学に診察と検査に行っていただきました。
結果は、前十字靭帯の断裂でした。そのまま山口大学で手術をしてもらうことになりました。

前十字靭帯断裂の手術方法は何種類かありますが、
きらくんは脛骨粗面前方転移術という方法で手術をしていただきました。

手術後のレントゲンです。
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その後、約3週間の入院の後、無事退院しました。
術後の経過も順調で、以前のようにお散歩にも行けるようになりました。
入院中にダイエットに成功し、お家に帰っても頑張っていただいているので、体重もキープできています。
きらくんもご家族もすごくがんばってくれています!

今後もサポートしていけたらなと思います。

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