お腹の虫を治療する為に通院していたボーダーコリーのマリーちゃんのお話です。
その日もお腹の治療のために病院に来られていたんですが、午後に車の窓から飛び降りて車道を10メートル引きずったとのお電話がありました。
スタッフ一同ドキドキして待っていたら、本人はいたって元気でしたが、身体中が傷だらけになっていました!
◎みんなの心配をよそに、元気いっぱいのマリーちゃん
この写真の他にも、4肢の肉球の皮は剥けていたり、肘などもの擦り傷がありました。
これ以上のばい菌の感染がないように、お薬とイソジン消毒をお家で行ってもらいました。
↓お腹の傷や赤みもだいぶ減りました!
今回は、この程度の傷で済んで本当に良かったですが紙一重で命の危険が大きく関わってしまう場面だったと思います。
近頃、このような車の中でのワンちゃん達の落下によって身体を痛めたり意識がなくなってしまったりする子が増えています。
「ちょっとそこまでの運転だから…」と助手席にぽんっと座らせてしまい、事故が起こっています。
車の席にわんちゃんだけ乗せてしまうのは、人間よりも体重が何倍も軽いうえにシートベルトなどの安全装置もついていないので本当に危険です!
どこかへお出かけする際やそれが近所だったとしても、ゲージに入れたりして落ちないように、外に飛び出ないように気を付けてくださいね!
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院