皮膚にかさぶたがまたたくさんできて…と来られたのはトイプードルのプーちゃんです。
お腹を見てみると…
すごく毛が伸びていて皮膚がわかりにくく全体的に悪くなってしまっていそうだったのでその日にシャンプーとカットをしました。
カット後に見てみると…
紅斑や表皮小環と呼ばれる皮膚病変がたくさんできてしまっていました。
以前も投稿したことのあるプーちゃん…皮膚のバリアが弱く細菌が繁殖しやすい皮膚の状態になってしまっているようです。
家でのシャンプーと抗生剤での治療を開始。
病変部は黒く色素沈着をおこしていますが赤みはひいてかゆみも良くなっています。
しっかり治療をがんばってもらえたので今回も治りはよく、長引かずに済んでよかったです!が…
実は今回は皮膚が悪くなったのと同時に耳も外耳炎になってしまいました・・・
右耳だけですが耳垢の量がかなり多く、膿のようになってしまっている状態でした。
耳垢の検査をすると、球菌に桿菌も感染してしまっています。
週に1回病院で耳掃除をして、家では毎日耳掃除をしてもらいました。
途中治りが悪く、抗生剤の感受性検査をおこなって抗生剤を内服と点耳薬で2ヵ月半治療を続けたところ…
ここまでやっとよくなりました!!
これからも皮膚のケアも続けつつ耳もますます元の状態に戻るようフォローしていきたいと思います。
福岡メディカルパーク リヴ動物病院