ブログ・お知らせ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

子宮蓄膿症のベスちゃん

手術報告 2016.05.24 UP DATE.

「3週間前くらいから生理があった。今朝は食欲はあるけど、くたっとして元気がないようだ」とのことで来院されたのは黒ラブ11才のベスちゃんでした。

IMG_1756

ベスちゃんとは2才の頃からのお付き合いで、もうすぐ10年になります。
とても怖がりの子で当日の診察もイヤイヤオーラを出してましたが、いつもより元気がないかなと感じました。

そこで、各種検査を実施したところ、腹部に強い炎症を伴う円筒状の腫瘤が確認されたので子宮蓄膿症と診断しました。

unnamed.0010

unnamed.0012

子宮蓄膿症の治療の第一選択は外科です。
お年寄りの大型犬ですので、若い時と比べて、また健康な時と比べてリスクを負うことにはなりますが、ベスちゃんを助けるためには手術が必要です。
オーナーの方にもご了承をしていただいて、手術を実施することにしました。

開腹してみると、大きく拡張した子宮が腹部の他臓器を圧迫していましたが、幸い腹膜炎は併発しておらず、無事に手術を終えることができました。
切除した子宮にはたくさんの血膿が溜まっており、これでベスちゃんを苦しめていた原因が取り除けて「ほっと一安心」です。

IMG_1728

心配していた術後の経過も順調で、ベスちゃんとご家族に笑顔が戻って、お付き合いが長いだけに私もとても嬉しかったです!

img_housecalls

それでも、若い時に避妊手術を受けていただくことが一番安全安心ですので、「ご自分の愛犬猫達に避妊手術を受けさせてあげる」ことを考えてあげて下さい。

獣医師 佐藤

担当:獣医師

佐藤 誠剛

開院以来、安心して通っていただけるよう、ペットと飼い主様に寄り添った親身な医療を心がけてまいりました。これからも「家族の一員であるペットたちを病気から守り一日でも長く元気で健康に暮らしていけるように」を信条に、真心を込めた診療に携わってまいります。
「共に過ごす毎日はかけがえのない時間 」大切なペットたちの生涯は、私たちの人生の時間の中で限られた時間です。私たちは、共に生きてお互いが喜びを感じる日々を常に願っております。 (リヴ動物病院の「Live」の由来も同じ意味を持ち、思いを込めて名付けました )

福岡動物メディカルパークリヴ動物病院

811-2221 福岡県糟屋郡須恵町大字旅石52-2
TEL : 092-692-1914 / FAX : 092-692-1924

その他のお知らせ

attention

2017.05.24

歯科処置を行ったテトちゃん

先日、歯科処置とおでき取りを行ったのは元気いっぱいで人懐こいテトちゃんです。 お家で歯をみていて、前歯がぐらついている気がするので、歯科処置が必要か見て欲しいと […]

attention

2017.05.20

皮膚の腫瘤を切除したタロウちゃん

先日、皮膚の腫瘤を切除したタロウちゃんです。 すごくおとなしくてお利口な子ですが、散歩中は大型犬に向かっていったりする根は気が強い子だそうです。病院で発揮されな […]

attention

2017.05.18

脾臓の腫瘤を切除したチョコちゃん

肩関節の不安定症や慢性肝臓胆嚢障害の治療で通っているミニチュアダックスのチョコちゃんも、もうすぐ10才です。 今回は定期検診のために腹部のエコー検査を実施しまし […]

2017.05.16

前十字靭帯が断裂したシドちゃん

「数日前から左足を上げて歩く」とのことで来院したのはパピヨンのシドちゃん12才でした。 早速、触診をしてみると左側の膝関節が重度に腫大していました。 シドちゃん […]