ブログ・お知らせ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

健康診断で異常がみつかったキャンディちゃん

診療ブログ 2016.09.22 UP DATE.

今年の4月に当院の健康診断(標準Bコース)を受けたのはヨークシャテリアのキャンディちゃんです。

IMG_2585

血液検査、ホルモン検査、心電図検査などには特に大きな異常はありませんでしたが、お腹のエコーで少し異常がありました。

キャンディちゃんの場合は胆嚢に胆泥が溜まっている所見がありました。

◎胆嚢のエコー所見

大庭キャンディ

キャンディちゃんは、この健康診断を受けた日から胆汁の動きをよくするお薬を飲み始めました。

約3ヵ月後のキャンディちゃんの胆嚢は、きれいに胆泥がなくなっています。(エコー画像を撮る方向は違います)

大庭キャンディ2

今回、キャンディちゃんは元気・食欲もあり血液検査でも異常はありませんでしたが、健康診断としてお腹のエコーまで行ったから発見できたものです。

胆泥症は、胆嚢の中に含まれている胆汁が変化して砂状~軟泥状になった状態です。初期の状態では大きな臨床症状はないため、今回のようにエコー検査で見つかったり、血液検査で肝臓系の数値の上昇で疑われる事があります。
しかし胆嚢の管が閉塞したり、細菌感染を起こすと元気・食欲が低下したり、嘔吐や黄疸がみられます。重度な症状がある場合は早急な外科処置が必要となります。

普段の生活で気づくことが難しいものではありますが、健康診断で発見できるものもあるので是非受ける事をおすすめしています。

キャンディちゃんは、お薬をやめて約2ヶ月経ちますが現在も胆泥の再発はありません。今後もキャンディちゃんをしっかりサポートしていきたいです。

健康診断のご相談がありましたら、気軽にスタッフにお問い合わせください。

 

獣医師 平湯

福岡動物メディカルパークリヴ動物病院

811-2221 福岡県糟屋郡須恵町大字旅石52-2
TEL : 092-692-1914 / FAX : 092-692-1924

その他のお知らせ

2017.08.20

まぶたに腫れ物ができたムーちゃん

先日、急にまぶたに腫れ物が出来てきた、と来院したのは少し怖がりのムーちゃんです。 一目見て左の下まぶたにぽこっと腫れができているのがわかります。 1、2日で急に […]

2017.08.16

慢性皮膚炎のチョコちゃん

お引越しに伴って、当院に来られたお利口なチョコちゃんのお話です。 4、5年前から皮膚が悪く、治療を続けてきたというチョコちゃん。 先に発作症状で来院されて、特発 […]

attention

2017.08.14

直腸脱を起こしてしまった大吉君

「お尻の穴から出血する」とのことでご紹介いただいたのは、ミニチュアダックスの大吉君です。 早速診察をしたところ直腸内に腫瘤病変が触知されたため、大腸カメラにて検 […]