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紐状異物によって腸閉塞を起こしたうめちゃん

手術報告 2017.01.10 UP DATE.

「胃カメラはできますか?」とのお問い合わせがあったのはジャックラッセルのうめちゃんのお宅からでした。

お話を聞くと4日前から嘔吐があり、吐き気止めの治療をしていたが吐き気が止まらず、今日はとうとう食欲がないとのことで来院されました。

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診察をすると、おすまし顔でお利口さんに診察台の上に乗っているうめちゃんでしたが、2歳のジャックラッセルテリアがこんなにお利口さんなのはおかしい・・・と危険信号が点滅しました。続けてお話を聞くと異物を飲み込む可能性は大いにありとのことでしたので、各種検査を実施しました。

すると血液検査ではCRPが12.2mg/dLとかなりの高値を示し腹部エコー検査では

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↑十二指腸の拡張所見と内容物のトゥー&フロー所見

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↑左が胃内ガスの所見、右が腸管内異物を疑わせる所見

以上の結果と経過から異物による腸閉塞を疑い、緊急開腹手術となりました。

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↑腸管から出てきた紐状異物

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↑充出血の激しい十二指腸

結果的には肉眼的な腸管穿孔(腸に穴が空いてしまった状態)は認められなかったので、胃切開一ヶ所と腸切開一ヶ所によって異物を摘出することができました。

ちなみに異物はおもちゃの欠片に布団生地が絡まって紐状になったものでした。

経過が心配されましたが、予想より回復も早く術後5日で退院となり、抜糸の時はとても元気な姿を見せてくれました。

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今後もおもちゃなど要注意で過ごしてくださいね。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

担当:獣医師

佐藤 誠剛

開院以来、安心して通っていただけるよう、ペットと飼い主様に寄り添った親身な医療を心がけてまいりました。これからも「家族の一員であるペットたちを病気から守り一日でも長く元気で健康に暮らしていけるように」を信条に、真心を込めた診療に携わってまいります。
「共に過ごす毎日はかけがえのない時間 」大切なペットたちの生涯は、私たちの人生の時間の中で限られた時間です。私たちは、共に生きてお互いが喜びを感じる日々を常に願っております。 (リヴ動物病院の「Live」の由来も同じ意味を持ち、思いを込めて名付けました )

福岡動物メディカルパークリヴ動物病院

811-2221 福岡県糟屋郡須恵町大字旅石52-2
TEL : 092-692-1914 / FAX : 092-692-1924

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