先日、腹腔鏡下での避妊手術を行ったシェパードのりょうちゃんです。
少し怖がりさんなので、お父さんに手術室まで付き添ってもらって、少し安心そうなりょうちゃんです。
以前、他のわんちゃんの避妊手術を行った時に、開腹での卵巣子宮全摘出術で傷をすごく痛がっていたため、
体が大きくて、なおかつナイーブなりょうちゃんは痛みが少ない方が絶対に良いはず!と、
お父さんが腹腔鏡のできる病院を探してくださって、当院に避妊手術のご依頼をいただきました。
腹腔鏡とは細長いカメラでお腹の中をみながら手術をする方法で、お腹を開けずに挿入用の小さな切開を入れて行います。
卵巣を摘出する際は細長い鉗子を挿入し、電気凝固切開装置で切除します。
腹腔鏡の手術は臓器が空気に直接触れることがないため損傷が少なく、傷口が小さいため術後の回復が早い
というメリットがあります。
特に体の大きな子では開腹だとどうしても傷が大きくなってしまうので、メリットがさらに大きくなります。
これくらいの傷です。抜糸までも順調でした!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院