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様々な視点で日々を綴っていきます。

急に元気がなくなったノアちゃん

手術報告 2017.09.12 UP DATE.

昨日から元気がないと福岡夜間救急動物医療センターに行かれた後に来院されたノアちゃん。

夜間病院さんではお腹のエコーをしてもらっており、子宮の腫れと発熱、胃腸運動の悪化が見られ、急性胃腸炎か子宮疾患が疑われていました。
夜間病院で皮下点滴を行い、少しは良くなったようでしたが、熱は引き続きあり、まだやはり元気はないと連れてこられました。

血液検査をすると、炎症の値であるCRP(C反応性蛋白)と感染などで上がる白血球の数値の上昇が認められました。
エコーでも子宮の拡張が見られたため、子宮蓄膿症の疑いが強く、悪化すると生死に関わる可能性が十分考えられたため、その場で緊急手術の説明となりました。
全身状態の悪化が見られた場合、手術に対応できる程度まで状態を良くしてから手術に臨むことも多いですが、幸いノアちゃんは全身状態はそこまで悪くなく、そのまますぐに手術になりました。

手術は腫れてしまった子宮と卵巣を摘出します。

 

摘出した子宮卵巣の写真です。チワワさんの大きさでみるとかなり腫れています。
子宮内容物をみるとやはり膿が溜まっていたため、細菌培養の検査を行いました。
細菌培養の検査をすることで、術後に使用するお薬で効果のある抗生剤を選ぶことができます。

術後、入院中から食欲は戻り、抗生剤の内服を開始しました。

その結果、感染を起こして上がっていた炎症の値と白血球数も順調に下がり早めに退院することができました!

退院後炎症の影響の残りで、血小板の数が下がりが悪く、しばらく抗生剤を続けていましたがその数値も順調に回復。
とても元気になりました!

今回ノアちゃんは若い年齢での発症でした。
子宮蓄膿症は急に様子が悪くなり、命を落とすこともある病気です。
避妊手術はこういった子宮卵巣の病気を予防することにもなる手術になります。

避妊手術のメリットやどんな手術をするのかなど少しでも気になることがあれば、いつでもご相談ください。

ノアちゃんは今回緊急の容態にならずにすんでよかったです!

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

担当:獣医師

中尾 大樹

9年ぶりに地元福岡に帰ってきました。
美味しいご飯や、地元の懐かしさ、愛犬と愛猫に癒され過ごしています。
今の楽しみは、ゴルフとホークス観戦です。
最近お腹が出てきたので、ジムに行って頑張っています。
わんちゃん、ねこちゃんに痩せてくださいと言ったら、先生もね!って突っ込んでください。笑

気になることや、雑談でも構いませんのでお気軽に話しかけてください。
ブログでも皆様のお役に立てるよう情報を提供していきます。
優しい、話しやすい、丁寧、親身に寄り添える獣医師目指しています。
少しでも動物たちのために尽くせるよう、飼い主様と共に歩んでいきたいので、
どうぞよろしくお願いします。

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