先日、歯科処置を行ったマックスちゃんです。
シェルティーのマックスちゃんですがかなり高齢で心臓も腎臓も悪くなってきており、
治療して経過を見ながらの歯科処置となりました。
歯根の細菌感染が眼窩下まで及び膿瘍となって腫れてしまったため、ご飯も食べづらくなり、歯科処置が必要と判断しました。
処置前の歯です↓
歯肉の後退と歯石、汚れ、膿がすごく、歯槽骨も溶けている状態でした。
この状態の歯は痛みがあるため、そもそもご飯を食べる際に使われることはありません。
抜歯の処置を行い、痛みを取り除くことでむしろ食欲が増すことが多いです。
マックスちゃんの処置も無事に終わり、ほぼ全ての歯を抜歯することとなりました。
処置後の経過も順調で食欲も増え、元気に過ごせているそうです。
心臓の診察は継続して行っていきたいと思います。
高齢での歯科処置は麻酔のリスクが低いとは言えません。
ですが、食べることに関して痛みを取り除くことで長く食べていけるようにしてあげることも大切です。
高齢で歯科処置が必要になる前に若い頃からのデンタルケアと定期的な歯科処置を行って歯の健康を保っていけるといいですね!✨
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院