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フィラリアの予防薬

予防について 2019.04.02 UP DATE.

フィラリアの駆虫薬ってどんな薬?

フィラリアの駆虫薬は、蚊によって体のなかに入ってしまったフィラリア幼虫を追い出

す薬です。九州では蚊は4月~11月に発生します。蚊にさされることを予防するのはなかな

かできないので、1ヶ月前に蚊から体に入ってきたフィラリア幼虫を追い出して予防する方法

になります。そのため、予防する期間は5月~12月の8ヶ月間です。

 

フィラリアに感染しているかはどうやって調べるの??

フィラリアが体の中にいるか調べるには、予防前検査が必要です。

検査方法は、専用の検査キットを使った血液検査です。

感染した状態で駆虫薬を投与した場合、死んだフィラリアが血管や心臓のなかで詰まり、

犬の命を奪ってしまう危険性があるので検査が必要になります。

 

フィラリアはどうやって駆虫するの???

定期的に駆虫薬の投与をして駆虫します。

駆虫薬は食べるタイプ・つけるタイプ・注射の3種類あります。

 

 

食べるタイプ

食べるタイプの駆虫薬は、体の中に薬がちゃんと吸収されているかが確実ではないので

一年中投与していた場合でも年に1回予防前検査が必要です。

月一回の投薬になります。

<メリット>

・食いしん坊の子は投与がしやすい

<デメリット>

・食べない子もいる

 

つけるタイプ

つけるタイプの駆虫薬は一年中投与してない場合、年に1回予防前検査が必要です。

月一回の投薬になります。

<メリット>

・薬が苦手で飲まない子の投与が楽

<デメリット>

・投与後すぐにシャンプーはできない

 

注射

注射薬の場合、フィラリアだけを予防する薬になります。

初回は予防前検査と健康かどうかの血液検査が必要です。

<メリット>

・1年間効果が持続するので楽

・2回目から予防前検査が不要

<デメリット>

・副作用が出る場合がある

→接種する前に健康かどうかの血液検査が必要

・体重の変動しやすい、仔犬や太りやすい子などには使えない

・忘れがち

・痛みがある

 

それぞれ特徴があるので、その子に合う薬を見つけて毎年予防していきましょう!

 

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