先日、爪を怪我したみたいとのことで来院したカイちゃんです。
診てみると、前足の爪の1本がジュクジュクしています。
どうやら爪の外側が抜けてしまっているような状態でした。
「カーテンに引っ掛けたかなー」というお話もあり、まずは抗生剤で治療しました。
しかし、1か月弱で再発。
抗生剤を変更しても良くなりません。
爪の根元や骨の問題も考え、抜爪手術を提案しました。
レントゲンでは特に異常ありませんでしたが、
手術でとった爪を病理検査に出すと「爪下角化棘細胞腫」という診断名でした。
これは悪性腫瘍ではありませんが、爪の根元に炎症がぐずぐず残ってしまうことがあります。
基本的に完全切除で治癒するため、カイちゃんは治療終了となりました!
小さな問題でも、ぐずぐず長引く場合は何か原因があるかもしれません。
小さな問題のうちに一緒に解決できればと思います!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院