ブログ・お知らせ獣医師スタッフブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

POPセミナーに参加してきました!

セミナー参加 2018.08.09 UP DATE.

先日、天神の方で行われたPOPセミナーに参加してきました。

私はこのPOPを作ってみました!

アンチノールはサプリメントのひとつですが関節の悪い子には特にオススメしたいものです。

今回のセミナーでポップを作るのは初挑戦でしたが
イラストの描き方などポイントをおさえることができました!

アンチノールについては病気によっては飲んではいけないこともあるので
気になる方は担当獣医師にご相談ください!

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下卵巣摘出術(避妊手術)とは?

医療機器の紹介 2018.08.06 UP DATE.

当院では犬の避妊手術を腹腔鏡という機器を使って行うことができます。

まず、避妊手術には卵巣子宮摘出術卵巣摘出術があります。
当院では以前卵巣子宮全摘出を行なっていましたが、傷も大きくなり侵襲度が高いため、近年では卵巣のみ摘出する手術法をとっています。
避妊手術は従来の
・「望まない子犬を産まないように」すること
が目的というよりも、最近では
・「将来子宮卵巣に起こる病気や乳腺腫瘍のリスクを下げること」
が主な目的とされています。
卵巣のみの摘出でもその効果があるため、当院では開腹手術のみを行なっていた時から卵巣摘出を行なってきました。
その中で昨年から当院では腹腔鏡という機器を導入し、避妊手術に活用しています。

 

今まで行っていた開腹手術と比べ、腹腔鏡下で行う主なメリット

 

①切開創が小さいので侵襲が小さい
(小型犬では開腹手術と大差がないこともありますが、腹腔鏡を使用すると小型犬〜大型犬で傷の大きさがほとんど変わらないため、大型犬になればなるほど開腹との傷の大きさの差があります)

②体内での操作になるため、臓器を引っ張って体外に出すときの痛みがない

③腹腔内臓器が外気に触れることがなく臓器の損傷が最小限なので術後の胃腸機能の回復が早い

④肉眼で見られない深いところまでスコープで細かく見ることができる

⑤縫合時間の短縮で麻酔時間が短くなる

 

といったことが挙げられます。

デメリットとしては

 

①特別な機器が必要で機器が高額なので費用がかかる

②術者が特殊な手技を習得した人に限られる
(熟練していなければ手術時間の延長にも繋がります)

③長い鉗子を使うので手の感覚が伝わりにくい

④視野に限界がある

 

といったことが挙げられます。

 

実際に当院で使用している機器は
①スコープからの映像をモニターに表示させる画像装置本体

②卵巣を切り離す超音波凝固切開装置のデバイス

③臓器を掴んで持ち上げたり、被っている臓器を避ける長い把持鉗子

④硬性鏡と呼ばれる細長いスコープ(カメラ)。これで腹腔内を写します。

⑤トロッカーを呼ばれる鉗子やカメラの挿入口となりポートの役割を果たします。

といったものがあります。
他にも気腹装置や光源装置、太さの違う鉗子や掴むためだけの細い鉗子、腹腔内をカメラで写す時に照らすライトケーブルなど様々な器具を駆使します。

 

では卵巣摘出は実際にどのように行われているのでしょうか?
流れをひととおり書いてみます。(イメージが難しいので読み飛ばしていただいても大丈夫です)

①まず、エコーで卵巣の位置を確認し、切開する場所を決め、通常の手術通りの消毒を行います。

②臍直下辺りにトロッカーが挿入できる最小限の皮膚を切開しその部分の腹壁を切開してトロッカーを腹腔内に挿入し、固定します。(当院ではこのようなオープン法をとっています)

③この第1トロッカーに気腹装置をつなぎ、炭酸ガスを腹腔内に送気してお腹を膨らませ、操作スペースを確保します。(このことを気腹といいます)

④第1トロッカー直下に②と同様に切開し第2トロッカーを設置します。

⑤第1トロッカーからカメラスコープを挿入し腹腔内を確認しながら、さらに上腹部の右側に針付きの細い鉗子を挿入し、その鉗子で卵巣子宮を少し持ち上げます。

⑥第2トロッカーから超音波凝固切開装置を挿入し、卵巣を切離します。この時、卵巣を離して腹腔内に落とさないように先ほど挿入した細長い鉗子で卵巣をしっかり掴んでおきます。

⑦第2トロッカーから5mmの鉗子を入れ、卵巣を掴み直しそのまま腹腔内から体外へ摘出します。

⑧同じように反対側もします。

⑨腹腔内の出血がないかカメラで確認し、トロッカーを抜きます。

⑩切開した腹壁と皮下織を縫合し、終了です。

 

…言葉で手順を説明すると難しいですが、

要するに、トロッカーと呼ばれるポートを2箇所設置して、そこから細長い鉗子や超音波凝固切開装置を挿入し、カメラで卵巣子宮を見ながら腹腔内で切り離して摘出する手術法となります。

実際のトロッカーを設置して手術を行なっている写真です。

このようにお腹に設置したポートから細長い器具を入れているのがわかります。

この写真では腹腔内をカメラで写し、画面で見ながら操作しているのがわかります。

術後の傷はこのように切開した傷が2箇所と針を刺したところの3箇所になります。

 

以上が腹腔鏡下での卵巣摘出術の概要になります。

なかなか専門的な話もあり、わかりにくい文章ですみません…💦

デメリットに比べメリットの方が多く、動物への侵襲度が小さいので動物に優しい手術ができることから当院では犬の避妊手術で腹腔鏡での手術をおすすめしています。人医療では様々な手術に適応されており、獣医療でも近年では胆嚢摘出副腎腫瘍摘出、また胸腔内の手術などますます発展している分野でもあります。
今後、当院でもますます適応範囲を広げて腹腔鏡を活躍させていきたいと思っております!

当院で犬の雌の避妊手術で卵巣摘出を行う際は開腹手術と腹腔鏡手術をお選び頂けます。
当院の患者さんではない他県から腹腔鏡の避妊手術のご依頼でのお問い合わせもいただいております。

避妊手術をお考えの方で腹腔鏡手術についてお聞きになりたいことがあればいつでもご連絡ください!😊

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

お腹の下が急に膨れた・・・

手術報告 2018.08.03 UP DATE.

「親戚から引き取って1ヶ月したらお腹の下がどんどん腫れてきた」とのことで来られたのは
ビーグルのギンちゃんです。

見てみると…

左の鼠径部が大きく腫れています。
親戚から引き取って1ヶ月しか経っていないということで今までがわかりませんが、どんどん腫れてきて便と尿の出が悪くなってきたということでした。

エコーを当ててみると液体が多く貯留しており、さらにその中に膀胱が見えました。
液体がかなり溜まっていたので、膀胱内とその周囲にそれぞれ針を刺して抜くと

左は膀胱内の尿で右は漿液が抜けました。

オーナーさんがご心配されていた腫瘍ではなく、鼠径ヘルニアが急激に悪化し膀胱が腹腔内からヘルニア嚢へ出たことによって排尿困難になっている状態と判断し、尿道カテーテルを留置して一旦自宅で管理をしていただき、手術で鼠径ヘルニア整復を行うこととしました。

鼠径ヘルニアとは鼠径部の筋肉が薄かったり、生まれつきヘルニア孔が空いていたりしてそこから腹腔内の臓器が飛び出てしまっている状態のことを言います。
ギンちゃんは先天的なものかわかりませんがヘルニア孔が拡大してしまい、膀胱や腸の一部も飛び出てしまって排便排尿がうまくいかなくなっていました。

手術ではヘルニア孔から飛び出てしまった臓器を丁寧に腹腔内へと戻し、孔の部分を縫ってヘルニアが起こらないようにします。
ヘルニアの部分は飛び出した臓器が入る袋のような状態(ヘルニア嚢)になっているためその部分を切除します。
反対側の鼠径部も腹腔内の脂肪が少し飛び出ていたため、両側のヘルニア整復を行いました。

術後の写真です。

伸びてしまった皮膚がそのまま少しぶら下がった状態になることが心配されましたが
皮膚も縮み、正常な状態に戻りました。

食欲も正常に戻り、とても元気に退院できました!🌟

今回のようにどんどん鼠径部が大きくなり、メロン大までなるととても驚きますが、オーナーさんが早めの手術を検討していただけて
大きなトラブルなく術後も順調に経過していくことができ、よかったです(^^)✨

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術を行ったななみちゃん

手術報告 2018.07.29 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったななみちゃんです。

ななみちゃんはなるべく負担をかけたくないと腹腔鏡の手術をお選びいただきました。

腹腔鏡についてはこちらの記事をお読みください↓

http://live-ac.com/archives/6753

初めての病院でのお泊まりでしたが頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

下痢がはじまったちくわちゃん

診療日誌 2018.07.26 UP DATE.

先日、他疾患の治療中に下痢がはじまったのは、おしゃべりな保護仔猫のちくわちゃんです。

皮膚糸状菌症が広い範囲に広がっていましたが、

初診時からしばらくは他の病気のことがあったため治療開始を延期しており、

やっと回復してきたので、シャンプーなどの外用療法を開始したところでした。

 

体毛に感染した糸状菌の胞子の写真です。

丸いものが全て胞子です。

 

シャンプーで体が冷えちゃったかなー、と言いつつ便を検査してみると…

コクシジウムのオーシスト(卵のようなもの)が検出されました。

コクシジウムは原虫に分類される寄生虫です。

仔猫のうちに母猫の糞便などから経口感染することがほとんどで、感染があっても最初は無症状のこともあります。

免疫力が低下するなど何かしらのきっかけで増殖して、下痢・嘔吐などの症状を起こしてきます。

多くの場合、体力・抵抗力の弱い仔猫で問題になります。

 

皮膚糸状菌とコクシジウムは、保護猫さんでよく診る疾患です。

どちらもしつこい感染症なので粘り強く治療を進めたいと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術を行った琥珀ちゃん

手術報告 2018.07.23 UP DATE.

先日、避妊手術を行った琥珀ちゃんです。

琥珀ちゃんは体が大きめなのでなるべく傷を小さくしたいと腹腔鏡で避妊手術をしました。

(腹腔鏡での避妊手術についてはこちらの記事をお読みください↓)

http://live-ac.com/archives/6753

 

Mix犬の琥珀ちゃん。
いつも愛嬌たっぷりで病院に来てくれます。
お泊まりもがんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったココちゃん

手術報告 2018.07.20 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったココちゃんです。

ドキドキしながらも、おとなしく良い子にしていました!

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術と鼻孔拡張・軟口蓋切除を行ったフールちゃん

手術報告 2018.07.17 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったフールちゃんです。

フレンチブルドッグは短頭種というグループになります。

このグループは鼻が短いのが特徴ですが、そのために起こってしまう病気がいくつかあります。

フールちゃんは、鼻の穴が狭い「鼻孔狭窄」と喉が狭い「軟口蓋過長症」がありました。

これらの病気は咳やいびき、ガーガーという呼吸音の原因となり、悪化すると呼吸困難や失神を引き起こします。

もともと避妊手術を希望されていたため、同時に鼻孔拡張と軟口蓋切除も行うことになりました。

 

手術後の鼻の写真です。上の写真と比べて鼻の穴が広がっています。

 

手術前の喉の写真です。気管チューブの上に軟口蓋がくっついています。

 

手術後の喉の写真です。上の写真と比べて気管チューブの上に隙間ができています。

 

いびきをかく子や呼吸が苦しそうな子。

「いつものこと」と思わずに一度診察を受けることをお勧めします。

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったマルちゃん

手術報告 2018.07.13 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったマルちゃんです。

スコティッシュのマルちゃんですが猫の入院室が大の苦手で
写真写りが少し悪いですがいつもはもっと可愛いマルちゃんです♪

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

歯科処置を行った雷ちゃん

手術報告 2018.07.10 UP DATE.

先日、歯科処置を行った雷ちゃんです。

まだ若い雷ちゃんですが特に臼歯(奥歯)に白っぽい歯石がついています。

歯肉もやや赤くなっているのでひどい歯周病を起こす前に歯科処置を行いました。

処置後は真っ白な歯になっています!

歯科処置は麻酔をかけて歯石除去や歯周ポケットの清掃、ポリッシンング、歯周縁レーザーを
組み合わせて行います。
悪い歯があれば抜歯も行います。
麻酔をかけずに中途半端にしてしまうと余計に歯周病を悪化させる恐れがあります。

歯は高齢になった時に思わぬ全身状態の悪化を招く可能性があるため
今回のように若い頃から定期的な歯科処置が推奨されています。

口臭が気になったり、歯の汚れに気づかれたり、歯肉が赤くなっていたりしないかチェックして
ぜひ一度ご相談ください。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったまめ太ちゃん

手術報告 2018.07.07 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったまめ太ちゃんです。

エキゾチックという種類でとってもチャーミングなお顔のまめ太ちゃん。
手術頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

まめ太ちゃんは、術後5日目に原因不明の皮下気腫を発症しましたが、無事に回復してくれました。


↑こちら「子にゃんこお茶会」に参加した時の「まめ太ちゃん」です。

 

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急に後ろ足を着けなくなったココアちゃん

診療日誌 2018.07.04 UP DATE.

家で走り回っていて、急に右後ろ足を着けなくなった、と来院したのは、寂しがり屋のココアちゃんです。

後ろ足の異常は前日の夜からで、足は全く着かないが極端に痛そうでもなく、ご飯も普通に食べた、とのことでした。

整形外科疾患が疑われたため、まず視診・触診を行いました。

すると、確かに右後ろ足は全く使うことができず、かつ、強くはありませんが膝の痛みがあるようでした。

膝関節の単純レントゲン検査では明らかな異常は確認されませんでした。

膝関節は覚醒下でのレントゲン検査では異常を発見できないことが多くあります。

消炎鎮痛剤、レーザー治療の反応がなかったため、後日、鎮静下でのレントゲン検査を実施しました。

すると、

写真だと分かりにくいですが、脛の骨が少し前にズレており、関節内の脂肪組織が腫れています。

また、鎮静下での触診で大きく脛の骨がずれるのが触知されました。

以上より、前十字靭帯断裂と診断し、手術を勧めました。

 

そして数日後に、前十字靭帯の切れてしまった膝関節を人工物で補強する手術を行いました。

写真は手術前の毛を刈りあげた状態の写真です。

刈ってみると皮膚が荒れていたため、清潔に手術を行うためのシートを使用して手術を行いました。

 

1週間程度の入院の後に術部の腫れなどの評価を行ってから退院し、徐々に足を使えるようになってきています。

自宅でのリハビリを頑張っていただきました。

 

膝の手術は再発率が比較的高く、また前十字靭帯断裂は一度発症した場合、その後に反対側の脚でも発症する確率が高いため、

今後もしっかりと機能回復ができるかも含め、経過をフォローしていこいうと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

その他のお知らせ

2018.10.31

11月の臨時休診のお知らせ

11月の臨時休診日のお知らせ 4日(日)*日曜日です。ご注意ください。 7日(水) 14日(水) 21日(水) 23日(金)*金曜日です。ご注意ください。    […]

2018.11.13

三鷹の森ジブリ美術館

先日三鷹の森ジブリ美術館に行きました。 人がすごく多くてゆっくりはみれませんでしたが、ずっと憧れていたのでとても楽しかったです。 帰りにトトロのシュークリームも […]