ブログ・お知らせ診療ブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

お顔が腫れてしまったミルクちゃん

診療ブログ 2017.03.08 UP DATE.

先日、急に顔が腫れはじめたという事で連れてこられたのはチワワのミルクちゃんです。

もともとかわいい顔立ちのミルクちゃんなんですが、確かに口元が赤く腫れてぷっくりしているのがわかります。

顔が腫れている以外は、少し掻いているかな?位で特になにも気になることはないそうです。

一般的な検診(視診触診聴診等)と、身体の内臓系の状態の把握の為に血液検査を行いましたが、大きな異常はありませんでした。

しかし、肌も少し赤みを帯びているのもあり「急性のアレルギー反応」として処置を行いました。
炎症を抑える注射を打ち、次の日も来てもらうことになりました。

翌日には前日よりも腫れは治まっていましたが、夜中に目元などに腫れが出てきてはすぐ引いていったそうです。
その後は飲み薬に移行して様子を見てもらいました。

一体何が引き金でアレルギー反応を引き起こしたのかは、ご家族のお話を聞いてもわかりませんでした。
生活環境が変わったわけでもない、虫に刺された跡もない、新しく食べたものもない、、、

もしかしたら花粉やPM2.5みたいに空気中に含まれるものに反応したかもしれません。

3、4日目にはすっかりいつもの顔の状態に戻ったミルクちゃん♪

今回はお薬で症状を抑えることができていますが、アレルギー反応の中には命にかかわるものもあるので何かおかしいなと思った場合にはすぐに病院へ連れて行くことをおすすめします!

避妊手術を行ったももちゃん

手術報告 2017.03.06 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったももちゃんです。

ちょっと小柄なチビちゃん
元ノラ猫さんということで病院初めてでしたが、おりこうさんでした。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったベルちゃん

手術報告 2017.03.04 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったベルちゃんです。

マルチーズとミニチュア・ダックスのMixのベルちゃん。
とても元気いっぱいでした!

ベルちゃんは下顎の犬歯の乳歯が左右とも残っていたので抜歯の処置も同時に行いました。
乳歯の遺残は将来歯周病のリスクもあがるため、麻酔をかける避妊手術のタイミングで同時に抜歯を行うことをおすすめしています。
気づかないまま大人になる子も多いので、チェックをされたい方はお気軽にご相談ください。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

全身性膿皮症を繰り返すプーちゃん

診療日誌 2017.03.02 UP DATE.

「また、皮膚にかさぶたができて痒そう」と来院されたのはトイ・プードルのプーちゃんです。

数ヶ月前に全身痒がってかさぶたができていたのを治療したことがありましたが、
今回も同じような感じで痒そうとのことでした。

毛が伸びてしまいわかりにくかったため、お腹の毛を刈ってみると…

丘疹と皮膚小環がたくさんできていました。皮膚の検査をすると細菌がみえたため、診断は前回と同じ膿皮症とし、治療を始めました。
まずはその日に院内のトリミングで伸びた毛を切り、抗菌性の薬用シャンプーで洗います。

そのあとの写真です。

病変はお腹全体に広がっています。

お顔もすっきり可愛く切ってもらいました!

家での週1回のシャンプーと抗生剤を飲んでもらい、経過をみてみます…

赤みが減り、乾燥してきています。しっかりおうちでのスキンケアを頑張ってもらっているのが効果に出ていそうです。

小環周囲の赤みが減り、丘疹も少なくなってきました。

1ヶ月ぶりにもう一度薬用のシャンプーでのトリミングを受けてもらいます。

色素沈着は残っていますが本人のかゆみもなくなり、抗生剤を切っても維持できるようになりました。

手足の指間の赤みとかゆみがまだ残っていますが、お腹の様子もチェックしつつこのまま維持できるように
スキンケアを続けていきたいと思います。

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

 

去勢手術で腹腔内潜在精巣を摘出したチャックちゃん

手術報告 2017.02.28 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったチャックちゃんです。

チャックちゃんは成長過程で右側の精巣が陰嚢内に降りて来ず、腹腔内に残ったままになっていました。
通常の去勢手術は皮膚を切開後、陰嚢内から精巣を押し出して摘出しますが、腹腔内に残った精巣を取り出す際は、お腹を開けて摘出しなければなりません。しかし、腹腔内に残ったままだと精巣が腫瘍化するリスクが高いとされており、予防のために去勢をしておいたほうが良いとされています。

腹腔内潜在精巣の摘出は腹腔鏡で取り出すこともでき、より侵襲度を低くすることも可能になります。

雄を飼われていて、去勢をしていない方はチェックすることもできますのでお気軽にご相談ください。

チワックスのチャックちゃん、いつも一緒のわんちゃんたちがいなくて少しさみしそうでしたが手術と入院がんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行った天ちゃん

手術報告 2017.02.26 UP DATE.

先日去勢手術を受けたのは、体の大きな天ちゃんです。落ち着きがあります。

器用に戸を開けることができるらしく、脱走してケンカをして大怪我をしたり、近所の猫の発情に当てられてずっと鳴き続けたり、

と大変なので去勢となりました。

この間まで怪我でカラーをしていて、やっと取れたと思ったら、また手術でカラー。。

本人も大変だと思いますが、立派な男の子なのでまた頑張ってくれると思います!

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術を行ったヨンスちゃん

手術報告 2017.02.24 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったヨンスちゃんです。

フレンチブルドッグのヨンスちゃん。
腹腔鏡下での避妊手術を行うことになりました。

腹腔鏡手術はお腹を開けずに腹腔鏡という長いカメラでお腹の中をのぞきながら、長い鉗子を使って摘出するものです。
3つの小さな傷で済み、臓器が空気に極力触れないため損傷も少なく、痛みが少なく回復が早いというメリットがあります。

ヨンスちゃんも今回写真の様な3つの傷だけで済みました!

また、ヨンスちゃんは主に短頭種に多くみられる軟口蓋過長症ということが麻酔をかけた際わかりました。

写真の矢印で指している部分が軟口蓋で、気管チューブにくっつくほど垂れてしまっています。
このまま成長すると将来呼吸器障害を起こす可能性もあるため、避妊手術と同時に軟口蓋の部分切除を行いました。

次の写真が処置後です。

矢印で指している部分が短くなりました。

短頭種に限らず、呼吸するのがきつそうだったり、ぜーぜー音がしたりするときは今回の様に咽頭部のトラブルが原因の可能性もあります。
呼吸のトラブルは直接命にかかわることも多いので、気になることがあればお早めにご相談ください。

ちょっと怖がりのヨンスちゃんですが手術も頑張って、スタッフにも愛想を振りまいてくれました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

できものから出血したチャオちゃん

診療ブログ 2017.02.22 UP DATE.

先日、数年前からあったしこりから血が出てきた、と来院されたのはシュナウザーのチャオちゃんです。

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前夜にお散歩に出て帰ってきたところで出血に気づいたとのこと。

散歩中に何かにぶつけたり、引っ掛けたりしたのでしょうか。

 

◎処置前

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7〜8mmのしこりに血が滲んでいます。最初はもっと出血していたとのこと。

しこりの出血はなかなか良くならずジュクジュクが続くことが多いです。

早めに出血点をなんとかしなければいけません。

そこで飼い主様と手術等の治療法を説明して話し合い、結果レーザー蒸散処置を行うことになりました。

 

◎処置後

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チャオちゃんはおとなしい性格だったので、局所麻酔のみで処置を行うことができました。

局所麻酔の注射をしっかり効かせることで、処置の痛みはかなり軽減されます。

おかげで、局所麻酔の注射は少し嫌がりましたが、蒸散処置はほとんど嫌がりませんでした。

 

◎処置後1週間

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◎処置後2週間

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処置直後はおできが焼けただけ、のように見えますが、時間の経過とともにしこりのあとが小さくなっています。

早い段階でかさぶたを被ってくれたので、ジュクジュクもしませんでした。

もう少しでかさぶたが取れ、少しあとは残るかもしれませんが、キレイになってくれるはずです。

しっかり経過を見ていこうと思います。

 

レーザー蒸散処置のメリットとしては、
・全身麻酔をかけなくて良い
・日帰り処置が可能

デメリットとしては

・しばらく少しジュクジュクすることがある
・検査に出せないので確定診断ができない

という点があります。

できものの大きさや場所の問題、また、切除が必要な腫瘍のこともあるため、

適応かどうかは獣医師による判断が必要ですが、ちょっとしたおできであれば体に負担の少ないレーザーでの蒸散処置も可能です。

特に高齢で全身麻酔に不安のある子で選択されることが多いです。

半導体レーザーに関して→ http://live-ac.com/examination

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術で片側鼠径部潜在精巣を摘出したレオンくん

手術報告 2017.02.20 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったレオンくんです。

レオンくんは右の精巣が成長過程で陰嚢内に降りてくることがなく、鼡径部の皮下に停留していました。
停留している場所が浅く、降りてくる手前だったため、通常の去勢手術の傷の一箇所で済みました。

潜在精巣はそのままにしておくと腫瘍化するリスクが高くなるため、早めの摘出をおすすめします。
気になることがあればいつでもご相談ください。

また、レオンくんは上顎の犬歯の乳歯が2本とも残っていたので抜歯の処置も行いました。
乳歯が抜けず永久歯が生えてくるとその部分が歯周病の原因になることがあるため、避妊手術と同時に抜歯して予防をおすすめしています。

レオンくんちょこっと大変でしたがお泊りがんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

足を痛がるチョコちゃん

診療ブログ 2017.02.18 UP DATE.

先日、朝から足を痛がりだして、夕方帰ってみたら全然地面に着かなくなっていた、と来院したチョコちゃんのお話です。

シャイな子でなかなかカメラの方を向いてくれません。

明らかに左足を痛がっていて、手首が腫れていました。

お話を聞いていくと、ここ1、2ヶ月ほど、色々な足で足を突っ張ったりビクビクさせたりする症状が出ていて、

前夜もそれが心配で一緒に布団で寝ていたとのことでした。

最近近くに引っ越してこられたそうで、今回の症状はビクビクする症状の診察はどこが良いだろうと考えていた矢先のことだったそうです。

 

触診で明らかに関節が腫れていたのでレントゲン検査と、ケイレン様発作の鑑別のために簡単な神経学的検査と血液検査をまず行うことにしました。

単純レントゲンと採血は何事もなく終わりましたが、採血が終わった後飼い主さんにお返ししようとしたら、発作が起こりました。

(発作動画→IMG_5596 2) ※音量に注意してください

 

レントゲンでは手首の関節の腫れが確認され、聴診・血液検査・神経学的検査で明らかな発作の原因は特定できませんでした。

手首に関しては、それ以上の追加検査は発作の悪化のおそれがあるため、その日は行わず、消炎鎮痛剤と安静で経過をみることになりました。

原因ははっきりしませんが、発作の頻度を考えるに、寝ている間に発作が起きて痛めてしまった可能性がありました。

 

手首の件で来院されたのですが、心配なのは発作です。

7歳以上での発症の可能性があって、数ヶ月で頻度の増えているてんかん様発作は、脳炎?出血?脳腫瘍?などなど悪い方を考えてしまいます。

手首を痛めた原因になっている可能性も高いので、MRI検査による原因追求をご提案し、2日後に検査に行っていただきました。

 

結果は、脳に病変はなく特発性てんかんを疑う、というものでした。

てんかんはてんかんで厄介な病気ですが、脳炎や腫瘍などでなくて良かったです。

ということで、てんかんの投薬治療を開始して、今の所発作は落ち着いています。

足の方も、消炎鎮痛剤の投与1回と安静で良くなりました!

 

まだこれから皮膚の方の治療もありますので、発作に注意しつつ、しっかり診察を続けていこうと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったジジくん

手術報告 2017.02.16 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったジジくんです。

ちょっと恐がりさんなジジくんでしたが手術がんばりました!
初めてのワクチンも無事に終了して良かったです。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

胆嚢が破裂したクッキーちゃん

診療ブログ 2017.02.14 UP DATE.

11月の上旬に具合が悪いということで来院されたのは、12歳・トイプードルのクッキーちゃんです。

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初めて当院をペットホテルでお預かりしていた時のクッキーちゃんの様子はとても元気がよく、誰かにかまってもらいたくてずっと鳴いている子の印象が強かったのですが、今回来院した時の様子があまりにも違いぐったりしているのがわかりました。

お話を聞くと、4日前ほどから少し元気がなくて吐いていたそうです。来院した当日も朝から吐いて元気も全くないそうです。

あまりにもお母さんの膝の上で丸くなり、抵抗する力もない感じだったので明らかにおかしいという事で、各種検査を行いました。

血液検査では肝酵素の値が高く(GPT=854U/l , ALP=932U/l)、黄疸も出ていました(TBIL=0.6mg/dl)。また炎症の値も高かったです(CRP=13.6mg/dl)。

お腹の中を見てみると、胆嚢が破裂している所見が認められます。

山下クッキー 1.0011

また、別の角度から撮った画像では胆石も認めれました。

山下クッキー 1.0025

その他はお腹に水(腹水)が溜まっていました。

山下クッキー 1.0020

検査の総合的な結果としては、こんなに急激に元気もなくなりぐったりしているのは胆嚢が破裂した事による急性の肝障害の影響が高く、腹膜炎も併発していました。飼い主さんに、まずは点滴の内科の治療に反応して状態が今よりも少し持ち上がれば、数日内科治療をしたのちに外科(胆嚢を摘出します)を行う、又は検査当日の内科の治療にも反応が悪く、状態が悪いままが続くなら緊急手術をした方がいいというお話をしました。
急な話で驚きの方が多かったとは思いますが、集中治療室での点滴治療を行い夕方の様子を見ることになりました。

その後の様子は、夕方には朝のぐったりした状態よりは多少は顔つきが良くなっていたので当日の緊急手術はなくなり、数日内科治療を行ってからの手術という順序になりました。

クッキーちゃんはその後、凝固系に異常がないかの血液検査を行って正常ではなかったのでその治療も行ったり、炎症の数値がなかなか治らずに抗生剤変更による点滴治療が続きましたが入院12日目にやっと外科手術にたどり着きました。

こちらが摘出した胆嚢です。周囲組織との癒着も激しい状態ではありました。

また、同時に肝臓の生検も行って病理検査に出しました。
結果は「やや高度な胆汁うっ滞性胆管肝炎」でした。採取された肝臓において、胆管炎及び胆汁うっ滞を示す変化が観察され、胆管増生や胆管炎を伴うことから胆汁うっ滞性の胆管肝炎と診断されます。また、その程度は高度と考えられ、繊維化も認められます。胆汁うっ滞の原因は、胆石などによる胆嚢の胆汁排泄異常と考えられます。
予後については、やや高度な胆汁うっ滞性の肝炎及び胆管炎と診断されることから、胆嚢を切除されているため回復する変化と考えられますが、経過には十分な注意が必要です。

と記してありました。

退院してからは内服薬と低脂肪食をさらにお湯で湯がいて油を極力抜いてもらう食生活を行ってもらっています。

術後は肝臓の酵素の数値も高く、貧血もありましたが現在は回復して経過観察中です!

クッキーちゃんは今まで特に大きな病気等はなく、食欲が落ちたことはなかったそうです。数年前に、別の病院で肝臓の数値が高いねと言われたことはあったそうです。
胆嚢や肝臓などの疾患は、最初は見た目にはわからない場合も多く、症状が出るときには状態がひどいことが多いです。病気の早期発見、予防のためにも1年に1度は健康診断を定期的に受けることをお勧めします!

特にシニアの病気にかかっている犬・猫の飼い主の皆さんは、「見た目はいつまでも若いんだけど、中身はしっかり年取っているんだね」というような事を言われています。飼い主さんとの時間をよりよく過ごすお手伝いが何かできるかもしれないので、「健康診断」是非ご検討ください!

クッキーちゃんも長い入院生活ですっかり病院が苦手になってしまいましたが、いつもの元気いっぱい☆食欲旺盛☆な姿に戻ってくれてまずは一安心です♫

 

獣医師 平湯

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

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