ブログ・お知らせ獣医師スタッフブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

犬伝染性気管支炎に感染したコタロー君

診療日誌 2016.12.04 UP DATE.

「痙攣を起こして、夜間病院で治療していた」とのことで、朝からぐったりした状態で担ぎ込まれたのは、チワワの2ヶ月齢のコタロー君でした。

まだ体重が772gしかないコタロー君は、今にも呼吸が止まりそうな危険な状態でしたので、ICU管理をしながら各種チェックを行っていきました。img_3226
↑重篤な呼吸困難状態なので酸素給与を開始した状態

 

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↑初診時のレントゲン写真(肺野の透過性が著しく低下しています)

初診時の検査では重度な炎症反応が存在していることがわかり、ジステンパーウイルスの検査は陰性でしたので、犬伝染性気管支炎と仮診断し、各種感染症の検査結果を待ちながら、ICU管理を続けることになりました。

経過としては、始めの状態からは考えられないくらい良好で、3日間のICU管理を経て無事退院し、通院治療が可能な状態まで回復してくれました。

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↑退院後のレントゲン写真

結果として、ボルデテラ感染症とマイコプラズマ感染症の二重感染が認められましたが、この二つの伝染病は完治が可能なものであったことは幸いでした。

最終的には約3週間の治療で完治と判断しました。

あれから2ヶ月が過ぎ元気に最後のワクチン接種に来てくれたコタロー君です。

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見違えるほど大きく成長してくれています!

これからも健康な生活が送れるように、しっかりサポートしていきたいです。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腫瘤の切除とスケーリングを行ったビルバンテちゃん

手術報告 2016.12.02 UP DATE.

先日、腫瘤の切除とスケーリングを行った、イタリアングレイハウンドのビルバンテちゃんです。

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お耳のチェックで来院した際に、少し前から顔にできものができている、というお話がありました。

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確かにプクッと出来物が確認できました。やや硬く、表面が少し赤みを帯びていました。

2週間ほどで徐々に大きくなっているかも…とのこと。

ビルバンテちゃんも8歳を越えています。腫瘍が心配な年齢です。

細胞の検査をしたいのですが、目に近く覚醒下ではなかなか安全に細胞を採取できなさそうでした。

そこで鎮静下での検査をご提案させていただいたところ、スケーリングもしたいと思っていた、とのことだったので、

全身麻酔下で腫瘤の切除生検とスケーリングを連続して行うことにしました。

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腫瘍の可能性もあるためある程度余裕を持って切除しました。

腫瘤は病理検査に送って、腫瘍なのかそうではないのか?、良性か悪性か?の判断をつけることになっています。

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歯の方もしっかりキレイにしています。

 

しこりは、院内で見た限りでは悪くはなさそうでしたが、後は検査結果を待つのみです。

人が大好きなビルバンテちゃん、半日入院をよく耐えてくれました!

 

PS:病理検査の診断結果は、皮内角化上皮腫とのことでした。毛穴の細胞の良性腫瘍でしっかり取りきれていました。一安心です。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

指サックを食べたシルビアちゃん

獣医師スタッフブログ 2016.11.30 UP DATE.

普段は腎臓や腸が少し弱く、ストレスでお肌も荒れやすいためによく来院しているアビシニアンのシルビアちゃん。

お昼に連絡があり、何度も吐いているので診てほしいという事で連れてこられました。

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シルビアちゃんは2日前に指サックを食べてしまい、見てる限りでは3つ吐いたそうです。その後徐々に元気もなくなり水を飲んでも吐くようになって来院されました。

もちろん、吐くと言う症状は誤飲だけが原因ではないので内臓の状態を見るためにも血液検査を行い、合わせてレントゲン検査やエコーも行いました。

検査の結果はお腹に複数の異物がありそうでしたので、飼い主さんにお話して内視鏡と開腹の手術を行い、合計5つの指サックが出てきました。

◎腸切開前の状態

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◎摘出した時の状態

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◎実際に取り出した指サック

こんなに指サックを食べていたなんて、飼い主さんも驚いていました!

美味しかったんでしょうかね・・・・!

このように、飼い主さんの思いもしないものを食べてしまったりすることがあります。
シルビアちゃんは以前も指サックを食べてしまったことがあるそうですが、その時は便と一緒に出てきて体調が悪くなることもなかったそうです。ですが、一度誤飲の経験がある子は二度・三度目とある!と頭の片隅に置いてください!

現在は、元気も食欲も戻りいつものシルビアちゃんに戻ってくれました♪

一安心です♪

獣医師 平湯

去勢手術を行ったハクちゃん

手術報告 2016.11.28 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったハクちゃんです。

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ハクちゃんはもっと小さい頃にパルボウイルスに感染して入院し、その後も通院を続けていましたが、

順調に回復し、ようやくワクチンとついに去勢手術にまで漕ぎ着けました!
ハクちゃん本当によくがんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 山﨑

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

子宮蓄膿症になったチョコちゃん

手術報告 2016.11.26 UP DATE.

陰部から膿が出るといって来院されたのは、ミニチュアダックスのチョコちゃんです。

血液検査をしてみると、白血球の増加と、炎症の程度を数値化するCRPという数値が上昇していました。
エコーでは拡張した子宮が見られました。おそらく子宮蓄膿症だろうとお話させてもらい、
その日に手術することになりました。

摘出した子宮

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パンパンに膨れています。

中をあけてみると・・・

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白い膿がたくさん出てきました。

術後の経過も順調で、6日目に退院しました。
その後も元気にしてくれています。

子宮蓄膿症は、不妊手術をしていない中高齢の雌犬に多く発生する病気です。
発見や治療が遅れると、命に係わるとても怖い病気です。

チョコちゃんはもともと皮膚で病院に来られていましたが、
皮膚が落ち着いたら避妊手術を考えようと思われていた矢先の出来事でした。

子宮蓄膿症は不妊手術で予防できる病気です。
赤ちゃんを産ませたいなどのご希望がなければ、早めの不妊手術をおすすめします。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

耳にできものが出来たまろちゃん

獣医師スタッフブログ 2016.11.24 UP DATE.

今日は耳にダニがついた!と来院された、チワワのまろちゃんのお話です。

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実際の耳の中にダニがいるのか?と見せてもらうと、このようなものが付いていました。

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おそらく、ダニではなさそうですね!
ただ、まろちゃんの怖がりな性格上これ以上の触診や視診が厳しかったので、飼い主さんとお話をして鎮静をかけてしっかりと検査を行い、その後切除を行うことになりました。

この場合は、実際にこの腫瘤の根元がどこからなのか、大きさはどのくらいなのかを判断してから切除の方法を決めることになります。

まろちゃんはレーザーによる蒸散処置を行いました。

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処置後の写真はこちらです。

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数日間、お薬と耳を自分自身で触らないようにするためにアニマルカラー(輪っか)をしてもらい、耳掃除も同時に行って管理していきました。

途中で、カラーを外して過ごしていた期間があったみたいでお耳を自分で掻いてしまい赤くなっているところがありました。(下の写真)
その後はカラーを徹底してもらうと、傷口も収まり現在は休薬しています。

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まろちゃんは、摘出した腫瘤を病理検査に出していませんが、ご希望があれば出すことができます。

お家のわんちゃん、ねこちゃんの出来物(腫瘤)でお悩みがある方は、いつでもご相談ください。

 

獣医師 平湯

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったシロちゃん

手術報告 2016.11.22 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったシロちゃんです。

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シロちゃんクロちゃんが揃うとやんちゃぶりを発揮するという兄弟。
病院ではおしとやかに過ごしてくれました。

今回マイクロチップも入れて登録することができました。
家の中で飼われている猫さんでも災害時やいざ逃げてしまったときに役立つので、マイクロチップについていつでもご相談ください。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったモアちゃん

手術報告 2016.11.20 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったモアちゃんです。

元気いっぱいで人が大好きなモアちゃん。
いつもスタッフみんなに挨拶してくれます♪

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

後ろ足を骨折したクロちゃん

診療日誌 2016.11.18 UP DATE.

 

今回は、足を骨折した子猫のクロちゃんのお話です。

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クロちゃんは8月中旬に「遊んでいて高いところから落ちたみたい。声を出して痛がり、足を引きずっている。」とのことで急いで来院されました。

診てみると確かに右後肢に負重がなく、痛みがありました。
外から見て明らかな異常は見られなかったため、骨に異常がないかレントゲンを撮影してみると…

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(↑横からの画像 ↓前からの画像)

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膝から下の部分の脛骨という骨が真ん中辺りで斜めに折れていました。。。(レントゲンは固いものが白く、空気が黒く写ります。)

骨折線のずれがほとんどないこと、骨折部が関節から離れていること、当時4ヵ月齢という成長期であったことから、手術はせず外からの固定で経過をみていくことにしました。

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(↑固定後の写真)

家でのケージレストによる絶対安静を徹底してもらい、固定のずれがないか骨のずれがないかみていきます。

●骨折3日後…
外固定の巻物が少しずれてしまいましたが大きなゆるみもなく、このまま巻き直さずに経過をみることにしました。

●骨折8日後…
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(↑横からの画像 ↓前からの画像)

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大きなずれもなく骨折部を架橋するように骨ができてきています。順調です!

●骨折15日後…

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(↑横からの画像 ↓前からの画像)

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さらに骨折縁や骨折部が不明瞭になってきているので、骨組織が順調に作られています。
ここまでケージレストと外固定で順調にきたので、この日巻き物を外して骨折した足に少しずつ負重させていくようにしました。

●骨折22日目…

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(↑横からの画像 ↓前からの画像)

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骨がだいぶできてくっついてきました。基本はケージレストですが、少しずつリードをつけての室内散歩をしてもらい、足に体重をかける機会をしっかりつくります。しかし、ジャンプは厳禁。まだまだ油断は禁物です。

●骨折29日後…

順調なので人の膝くらいの高さの上下運動も始めていきます。

●骨折49日後…

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(↑横からの画像 ↓前からの画像)

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骨折線も不明瞭になり、脛骨の辺縁もしっかりつながりました!
歩き方も問題なく、無事に外固定だけで良くなりました。

今回は他にも猫さんを飼っていらっしゃるお家なので、ケージレストによる絶対安静がいかにできるかがとても重要でした。
遊び盛りの子猫さんなので大変だったと思いますが、しっかりと安静ができたことで手術をせず短期間の外固定で治すことができました。

クロちゃんもご家族の皆さんも頑張っていただいたおかげで順調に治すことができてよかったです(^^)

獣医師 木村

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったデジちゃん

手術報告 2016.11.16 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったデジちゃんです。

デジちゃんは酒井先生が飼われている子猫さんで、酒井先生自ら執刀されました!

普段は物怖じしない懐っこいデジちゃんですが、何かを感じたのか少しびっくりした様子でした。
デジちゃん手術がんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

2種類の寄生虫が見つかったまるちゃん

獣医師スタッフブログ 2016.11.14 UP DATE.

保護された子猫を今日引き取ってきたんです、と家族みんなと来院したまるちゃん。

とても人懐っこい茶トラの男の子です。

触診、聴診をして体温測定を終わってしばらくすると…

部屋の隅に行ってウンチを気張り始めました!体温計の刺激のせいでしょうか?笑

泥状の下痢が出てきたので慌てて回収して、糞便検査となりました。

浮遊法という検査を行うと

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多数の寄生虫の卵が。しかも、2種類が同居していました。

上が鉤虫卵、下が回虫卵です。

 

猫鉤虫は体長1、2cmくらいの白く細長い虫です。腸の粘膜に寄生して血液を吸います。

それにより、腹痛下痢や血便、ひどくなると貧血を起こすこともあります。

猫での感染経路は卵や仔虫を口に入れてしまうことによる経口感染や、糞便中で孵化した仔虫が皮膚から感染する経皮感染、

母猫からお腹にいる仔猫への胎盤感染や、初乳を介した経乳感染をすることもあります。

まれに人に対しても皮膚から侵入しようとして炎症を起こすことがあります

 

猫回虫は体長3〜12cmくらいのそうめん状の白く細長い虫です。

多くの場合腸に寄生して、症状としては下痢成長不良を起こします。胃に寄生すると嘔吐を起こしたり、

増えすぎると腸閉塞や胆管閉塞を起こすこともあるようです。

猫での重要な感染経路としては、糞便中に排出された虫卵を摂取したネズミやゴキブリなどの捕食による感染です。

その他、虫卵を口に入れてしまう経口感染や、仔猫への経乳感染も起こります。

こちらもまれに、糞便に排出された成熟虫卵を人が誤って口に入れてしまい、仔虫が孵化して目や内臓に障害を与える、

幼虫移行症という問題を起こすことがあります。

 

病院で虫下しを飲ませて帰った翌日、大量の虫が便と一緒に排出されたそうです。(駆虫されても便にそのまま出ないことも多いです。)

後日再度虫下しを行う予定です。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

歯科処置と去勢手術を行った海くん

手術報告 2016.11.12 UP DATE.

先日、去勢手術を行った海くんです。

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海くんは健康診断のときに歯石も少しついているのも気になり、歯科処置も行いました。

◎処置前

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◎処置後

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歯石はそんなにひどくありませんでしたがしっかり奥までみると一番奥の臼歯が2本グラグラしており、残しておくと更なる歯周病の原因となるため、抜歯の処置も行いました。

今後はホームデンタルケアとしてデンタルバイオやアニマルウォーターできれいな歯を維持していくことをおすすめしています。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

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