ブログ・お知らせ診療日誌

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

涙やけのひどいテトちゃん

先日、去勢手術で来院した、とっても懐っこいテトちゃんです。

よく見ると目頭のところの毛が茶色く湿っています。「涙やけ」とよく言われる状態です。

涙やけに悩んでいる飼い主さんは多いので、

術後の麻酔から覚めるまでに、せっかくだから眼の周りをきれいにしようね、

蒸しタオルとクシを用意しました。

いざ眼を見てみると、

下まぶたの目頭側のあたりの毛が、まぶたの内側に巻き込まれていました。

涙やけ、というか涙が溢れてきている原因は、「眼瞼内反症」だったのでした。

 

眼瞼内反症は、まぶたが名前の通り内巻いている状態で、先天性のことが多いです。

まぶた全体で起こることもあれば、今回のように一部だけということもあります。

症状は、涙が溢れるだけのこともあれば、結膜や角膜に影響が出ることもあります。

根本的な治療は、まぶたを外に向かせる手術になりますが、

軽度の場合は、刺激している毛を抜いたり、目薬をさして治療することもあります、

 

今回は偶然(というわけでもないですが)初めて見つかった軽度のものだったので、

入り込んでいる毛を寝ている間に抜く処置を行い、今後の経過をみることにしました。

 

去勢手術の抜糸の際には、涙がかなり改善していました。

今後の経過次第で、治療方針を考えていこうと思います。

 

涙やけは原因がはっきりしないことも多く、非常に厄介ですが、

今回のようによく見てみるだけで原因がわかることもあります。

涙やけで悩まれている方は、ぜひ一度診察を受けてみられてください。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

麻酔下外耳処置を行った虎太郎ちゃん

麻酔下で外耳の処置を行った、元気いっぱい虎太郎ちゃんについてです。

以前より慢性外耳炎を患っており、定期的に耳掃除が必要でしたが、

ある時を境に、右側の外耳炎だけ、なかなか治らなくなってきました。

そのある時とは、右の耳道の奥に黒い塊が見つかって、普通の洗浄でそれがなかなか取れないね、

となったあたりでした。

普通に耳の洗浄をしてもダメなので、

無麻酔で耳鏡下のカテーテル洗浄を行ってみたり、

特殊な洗浄液で汚れが溶けないかやってみたりしましたが、

全く塊は取れませんでした。

 

塊の奥にしこりがあったりする可能性もあるので、

その精査も含めて麻酔科での外耳処置を実施することになりました。

画面の下側に黒い耳垢の塊が見えます。

鼓膜は辛うじて見えている状態です。

 

オトスコープで見ながら、カテーテルを塊のところまですすめ、

直接ピンポイントで行う洗浄をしばらくすると、ついに塊が動き、流れ出てきました。

これでかなり耳の中は綺麗になりました。

恐れていたしこりもなく、おそらく画面右に見えている毛に汚れが絡み付いてたようでした。

 

麻酔をかけるなら一緒に歯科処置も済ませたい、というご希望でしたので、

耳がしっかり綺麗になってから歯科処置に移りました。

耳ばかり見ていましたが、歯石と歯周病がありました。

歯石を取ってみると、上顎の臼歯が破折していました。

露髄(いわゆる「神経」が露出)しており、この歯だけ特に歯周病が進行していたため、抜歯も行いました。

綺麗になりました!

 

歯も耳もすっきりして帰った虎太郎ちゃんですが、外耳炎も落ち着き今のところ良い状態です!

同じ状態にならないように、引き続きケアを続けていきたいと思います。

 

なかなか耳の奥の汚れが落ちずに外耳炎が治らない場合には、

麻酔をかけての処置が有効なことがあるよ、というお話でした。

 

福岡動メディカルパーク リヴ動物病院

発熱をしてやってきたリリオちゃん

先日、前日から急に吐き始めて元気と食欲が無いと来院した、少し怖がりのリリオちゃんのお話です。

来院時は触っただけでわかるくらいの発熱があり、直腸温を測ってみると40℃以上ありました。

呼吸もやや早く、SIRS(全身性炎症反応症候群)の可能性が高いと判断し、急いで検査をしました。

(写真は来院後そんなに時間が経っていない時の写真ですが、明らかに目がうつろで顔に余裕がありません。)

調べてみると、総白血球数が低下しており、SIRS状態と判断しました。

 

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは、

感染などの侵襲(内から外から問わず)によって起こった炎症が、

全身性に影響を及ぼしている状態で、コントロールできなければ多臓器不全も起こし得る危険な状態です。

 

迅速エコー検査で腹水貯留が認められたため、腹水検査を実施し、細菌性腹膜炎と診断しました。

急性の細菌性腹膜炎で一番多いのは消化管穿孔です。

穿孔の有無の確認と腹腔内の洗浄が早急に必要と判断し、

そのまま試験開腹を実施しました。

腹膜炎により消化管は真っ赤になっていました。

怪しい部位はありましたが、明らかな穿孔部位は確認できなかったため、消化管の切除等は行わず、

しっかりお腹の中の洗浄を行い、排液ドレーンを設置して、手術を終了しました。

針の穴ほどの小さな消化管穿孔の可能性が高く、

抗菌剤の投与と腹水のコントロールで穿孔部位はそのまま塞がるのではと考えました。

状況によっては再度開腹の可能性もありましたが、

なんとか数日で排液が減り、熱も下がり、元気になりました。

まだ、消化管のダメージが回復しきっていないので便が柔らかいのですが、じきに良くなるはずです。

 

早めに来院していただいたので、処置もすぐ出来て回復しましたが、来院が1日遅れていたら助かっていなかったかもしれません。

発熱は本当に怖いな、というお話でした。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

左目が飛び出そうだったちびちゃん

あけましておめでとうございます。

獣医師の中尾です。

この投稿が公開される頃には年明けからだいぶ経っているかもしれませんが・・・

今リヴ動物病院は、飼い主様の待ち時間短縮のため色々な対策を立てています。

リヴをかかりつけにしてくださってる方々に、

少しでも快適な時間を過ごしていただけるよう全力を尽くすので今年もよろしくお願いします。

 

友人とカラオケ行ってから喉を痛めてしまったので少し凹んでいます。

今お餅を食べたらつまりそうです・・・

 

今日紹介させていただくのは、子猫のチビちゃんです。

保護したところ、左目が腫れているとのことできました。

これが来た時の写真です。

健康な右目に比べ、左目は角膜(目の表面コンタクトはめたり、レーシックしたりするところ)が白濁しており、

中央部に肉芽組織(赤いもりもりした部分、傷を塞ぐ時に)を確認、

そして瞬膜(=第3眼瞼、寝ている時に出てくるやつですね)の充血&腫れがあります。

横から見ると目を閉じられないくらい腫れているのがわかります。

 

目やにの細胞診(目やにを顕微鏡で見ること)をすると、

好中球(白血球の一種、感染や炎症に対して増える、「はたらく細胞」では細菌をやっつけてますよね)の増殖、

細菌の貪食像(好中球が細菌をやっつけていること、パックマンが丸を食べているイメージです)が確認されました。

 

原因としては、

  1. 外傷
  2. 感染症(細菌、ウイルス、真菌)
  3. 先天性疾患の悪化(1や2を併発)

などが考えられました。

 

細胞診から細菌がいることは確認できましたが、

子猫であるためウイルス性(ヘルペスウイルスやカリシウイルスが有名ですね)が

原発疾患(原因となる病気のことです)であることも考えられました。

ウイルスを診断するためには、基本的には遺伝子検査が必要になります。(1週間近くかかります)

今回は飼い主さまと相談し、検査せずに治療することとなりました。

傷が重度であり、破裂する(した?)リスクもあるため、エリザベスカラーを着けました。

元気があり、点眼も大変かもとのことで、

最低限細菌感染を悪化させないよう抗菌薬の目薬を処方しました。

※目薬は嫌がる子が多いため、なるべく尻尾の方から顔を支えてしてあげる方がやりやすいです。

 

今回の治療のまとめ

  1. エリザベスカラー
  2. 抗菌薬の目薬
  3. 目の洗浄

 

これが5日後の写真です。

目の腫れも少し引いており、角膜の白濁も薄くなりました。

 

そして3週間後

目の腫れはなくなっており、肉芽組織でピンク色だった部分は正常な角膜に変化していました。(まだクレーター状)

食欲も旺盛で体重も300g増えていました。

 

もしかしたら完全に白濁が消えることはないかもしれませんが、

ひとまず目を失う(視力は不明)事態は避けられました。

 

目の傷は予想以上に進行が早く、本人が気にしてひっかくことで、

最悪眼球瘻(眼に穴があいて破裂し、眼球が潰れてしまうこと)や失明に至ります。

いつもと違う目やに(色・量)や涙の増加、ウインクするように目をつむってしまう・半目になっているなどは、

目の病気にかかっているかもしれないため、

様子を見ずにすぐに病院に連れて来て下さい。

また避妊・去勢時にエリザベスカラーを持って帰った子は、

すぐに着けてさらなる目の悪化を避けるようにしてください。

何か気になることがあればすぐにご連絡・ご質問して下さい。

 

福岡動物メディカルパーク  リヴ動物病院

 

ペットシーツをかじって食べちゃったふくちゃん

みなさんこんばんは。

獣医師の中尾です。

 

先日出張で初めて青森を訪れました。

到着日はまさかの気温マイナスで、初雪を見ることができました。

福岡と10度以上気温差があるため、とても寒いはずでしたが、

そこは雪でテンション上がったため難なく乗り切りました。笑

2日目以降は寒かったです・・・泣

素敵な場所だったので、また訪れたいです。

豆情報ですが、青森用に初めて買ったGUのダウンめっちゃ暖かかったです。

 

今回はペットシーツを食べてしまったふくちゃんです。(誤飲、異物)

検査や注射は苦手ですが、待合室ではこのように人懐っこい可愛いわんちゃんです。

 

どのくらい食べたのかなと思って、飼い主様が持参してくださったペットシーツを見てみると、

中の吸水ポリマーが全部なくなっていました。

 

超音波検査(エコー)で胃の中を見てみると、

胃の中に内容物があるのが認められたため、催吐処置(吐かせる処置)を実施しました。

すると、ご飯数粒とシーツの残骸が出てきました。

 

食べた時間が不明だったため、腸内へ流入したかもしれませんが、

無麻酔で出来る処置はここまでなため、注意して様子を見てくださいとお伝えしました。

(もちろん超音波にて、明らかな腸内閉塞がないことを確認しています。)

 

処置の方法や異物・誤飲の危険性に関してはこちらに記載しているためご確認ください。

手羽元美味しかったよ・・・と満足そうなベルちゃん

 

これからクリスマス・お正月シーズンが到来すると、

わんちゃんやねこちゃんが誤飲する可能性が増えてきます。

家族以外の人がおやつとしてあげるかもしれません。

楽しいイベントで気が緩みがちになると思いますので注意してください。

 

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

 

耳の中にポリープが出来たアイスちゃん

今回は、耳から汁が出ると来院した、小柄なパグのアイスちゃんのお話です。

話だけ聞くと、アイスちゃんは慢性外耳炎を患っているので、その再発かと思われました。

そこで、当院自慢のビデオオトスコープシステムで耳の中を覗いてみたところ…

犬猫の耳道(耳の穴)は折れ曲がっていますが、

(外から入ってすぐを垂直耳道、折れ曲がって鼓膜までを水平耳道といいます。)

その折れ曲がった先の水平耳道内にピンク色でドーム状のしこりがあり、

その周囲に膿様の液がたまっていました。

しこりは充満性で、上の図のように、そこから先が覗けず、

しこりがどこから出てきているのかはわかりませんでした。

液を検査してみると、細菌・酵母の感染があったため、

感染による炎症性に発生している可能性を考え、

まずはそちらをしっかり治療することにしました。

外耳洗浄に点耳薬・内服薬を併用して、汁の排出は落ち着きました。

しかし、しこりに変化はありませんでした。

 

レントゲン検査でも耳道内にしこりが充満していることが確認され、

治療で改善もないことから、しこりの細胞の検査(生検)が必要と判断し、

麻酔下でビデオオトスコープを用いて組織の採材を行うことにしました。

何をするかというと、簡単に言うと、

カメラで覗きながら、鉗子でしこりの一部をちぎってくるのです。

カメラに内視鏡と同様に鉗子を通す穴が開いているものもあるのですが、

今回は組織を大きく取るために、細いカメラを入れて、

その脇から太い鉗子を差し込んで採材する方法をとりました。

実際に実施してみると、なんと、一部ではなく腫瘤のほぼ全体がズボッと抜けてきました。

これでやっと腫瘤の全体像がはっきりしました。

鼓膜の直前の耳道の皮膚から発生し、水平耳道にほぼ充満していたようでした。

鼓膜より内側から発生していることもあるのでヒヤヒヤしていましたが、

鼓膜は無事でした。

細かいところをきれいにして、しっかり洗浄を行い、処置を終わりました。

取れた腫瘤は病理検査にまわしました。

 

ビデオオトスコープがなければ

CT検査をして場所を確認して、耳の切開をして取るか、

盲目的に鉗子を入れて取るという危ないことをするか、

など負担をかける可能性があったので、

最小限の負担で処置ができてよかったです。

 

アイスちゃんは日帰りで元気に帰って行きました。

良性であるように見えましたのが、病理検査の結果待ちです。

今後の治療が重要なので、しっかり見ていきたいと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

左腕にカビ(糸状菌)が感染したゆめじちゃん

体重が2kg減ったのが嬉しかった今日このごろです。

 

今回は左腕の内側がなめてしまってハゲてしまったとのことで来院された

猫のゆめじちゃんです。(可愛いお顔の写真撮り忘れました・・・)

 

なめたのが先か、ハゲたのが先かで疑われる病気は異なることもありますが、

今回はわからないとのことでした。

(たいていわからないことが多いです。)

 

見た目はこんな感じです。

毛は抜けていて、皮膚はやや赤くなり、表面にかさぶたがあります。

(脱毛、紅斑、痂皮あり)

 

抜毛検査(毛を抜いて顕微鏡で見る検査)では何も異常は認められませんでした。

カビ(皮膚糸状菌)も考え、UVライトを用いて照らしてみるとうっすら陽性反応がありました。

※正式な検査機器はウッド灯を用いますが、UVライトで代用しています。

 

皮膚糸状菌は毛に生息している菌の皮膚への侵入で起こります。

接触や毛が舞うことで感染がひろがります。

健康な子でも保菌していることもあるため、注意が必要です。

 

皮膚糸状菌症で一番覚えててほしいのは、

人獣共通感染症(ズーノーシス)であるということです。

人に感染る可能性があるため、消毒や手洗いには気をつけてください。

特にお子様やお年寄りの方がいらっしゃるご家庭はより注意してください。

これは僕自身の経験ですが、女性の方に感染ることが多い気がします。

(お世話の頻度や在宅時間の問題かもしれませんが)

主に腕に赤い斑点(10円玉から500円サイズが多いです。)ができた場合は、

人の皮膚科に行ってください。(動物を飼育していることを告げてください)

 

本題に戻りますが、

糸状菌の一つであるMicrosporum canisという菌が、

猫の糸状菌のほとんどの原因になります。

その中でもライトに反応する菌は約半数なので、

誤診を避けるためにも糸状菌用の培地を用いて診断することにしました。

 

この培地に糸状菌が生えると黄色の培地が赤く変色することが特徴です。

最大2週間程度判定まで時間がかかることもあるため、

その間は先に治療するか、待ってもらうかになります。

今回は飼い主様と相談し、カラーをつけてもらい、検査結果を待つことにしました。

舐めることでより酷くなるのや、感染が広がるのを防ぐためです。

 

5日後の写真です。

黄色の培地が赤くなっていることがわかります。

これで糸状菌症と診断し、抗真菌薬を処方しました。

 

1か月後です。

まだうっすら毛は薄いですが、綺麗に毛が生えてきました。

あとは毛が生え変わるのを待つだけなので、これで治療終了と判断しました。

 

子猫や、ストレスを抱えた猫、病気を治療中の猫(特に免疫抑制中)は発症しやすいため、

注意してみてあげてください。

気になったらご気軽に病院に相談ください。

 

補足ですが、

病院スタッフで一番感染する人獣共通感染症は糸状菌だと思います。

まだ自分はかかったことがないため、どんな感じかお伝えすることができません。笑

飼い主様やスタッフからの情報だと、少しかゆい程度ですぐに治らないイメージです。

ペットを飼育していることを伝えておかないと、軟膏だけ渡されて、

全然改善しないこともあるため、必ず伝えるようにしてください。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

軟便がなかなか治らなかったダンクちゃん

診療日誌 2019.12.08 UP DATE.

ダンクちゃんは生後4か月ごろに保護施設から来たわんこです。

おうちに来た時からずっと軟便だということで、便検査をすることになりました。

検査の結果、ジアルジアという寄生虫が見つかりました。

子犬は消化管の寄生虫や細菌などに感染をしている子が多いです。

子犬で下痢が続くと重篤な状態になることもありますので、

様子を見すぎずに早めに病院で検査することをおすすめします。

 

さて、ジアルジアの駆虫は順調に終わったダンクちゃんですが、それでも軟便は続いていました。

そこで、次の手としてフードの変更をしてみました。

1つ目のフードは消化器の療法食。下痢が悪化してしまい、すぐにやめてもらいました。

2つ目のフードはアレルギーの療法食。ついに便が良くなりました!

はっきりしたことは血液検査をしないとわかりませんが、

おそらく食物アレルギーがあると考えられます。

 

軟便ひとつとっても原因は様々です。

長引く前にぜひご相談ください!

皮膚の腫瘍ができたレモンちゃん

診療日誌 2019.12.04 UP DATE.

皮膚にできものがあるとのことで来院したレモンちゃんです。

見てみると、左足に赤く盛り上がったできものがありました。

抗生剤や消毒の治療に反応がなかったため、切り取って病理検査に出すことになりました。

検査結果「肥満細胞腫」という皮膚の悪性腫瘍でした。

 

飼い主さんと相談して、皮膚の拡大切除手術後、3週間に1度の抗がん剤治療が始まりました。

時々小さなできものが見つかりましたが、それらは皮脂腺腫という良性腫瘍でしたので大丈夫。

レモンちゃん自身も至って元気ですので、今は何の問題もなく、治療が進んでいます。

いつも元気いっぱいでおしゃべりなレモンちゃん、これからも一緒にがんばろうね!

 

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

爪の腫瘍ができたふくちゃん

診療日誌 2019.11.30 UP DATE.

先日、「爪を怪我している」とのことで来院したふくちゃんです。

見てみると、すでに爪が抜けてしまっている状態で傷口がジュクジュクしていました。

抗生剤の治療を始めて少しは改善しましたが、なんだか治りが悪い様子。

ふくちゃんもずっと足を痛がっているので、思い切って病変部を切り取る手術をすることになりました。

切り取ったものを病理検査に出したところ、結果は「悪性黒色腫」でした。

 

術後も少し治りが遅かったですが、今では痛みもなく歩けているとのこと。

まだまだ元気いっぱいなふくちゃん。

腫瘍に負けず、まだまだ楽しく暮らそうね!

 

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

あの人気ゲーム機コントローラーの一部を飲み込んだミルちゃん

みなさんこんにちは、獣医師の中尾です。

年下の看護師さんがMD(ミニディスク)を知らなくて、

衝撃を受けました。笑

 

中学生の頃MDに曲名を書いたシールを、

貼っていたのが懐かしく感じます。

今はCDを挿入するだけか、ダウンロードしてしまえばいいので、

とても便利になったなと感じます。

 

 

さて本題に移ります。

シーズン関係なしにやってくる、

異物・誤食シリーズです。

今回は・・・・

Nintendo Switchのコントローラーのスティック部分に付ける

カバー(ゴム製だと思います)を飲み込んでしまったミルちゃんです。

 

 

 

 

病院が嫌だったのか目をそらされました。

もしかしたらいつも見ている先生と違ったので、怪しいと感じたのかもしれせん。

ただ単に僕のことが嫌いかもという考えは、辛いので消します。笑

(動物が好きで好きでたまらないのに、この仕事は嫌われることが多いです。片思いばっかです・・・)

 

飼い主様の判断が素晴らしくて、

飲み込んですぐ来てくださったので、

胃内に存在しているのが間違いなかったため、

注射を使った催吐処置を実施しました。

※当院で実施している処置に関して詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

手羽元美味しかったよ・・・と満足そうなベルちゃん

 

ミルちゃんは余程気に入ったのか、

1・2回目の注射では吐いてくれず、

3回目のお注射で1回吐いてくれましたが、

胃液とフードだけ・・・

泣きの1回を追加してなんとか出てきてくれました。

面白いことにステックの部分を包んでた部分に、

しっかりフードが詰まっていました。

無事出てきてくれて良かったです。

 

子供の頃にしていたゲームの新作がスイッチで出ているため、

少し欲しいなと思っています。

サンタさんのお願いしときます。笑

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

左目が腫れて、右目も腫れてしまったカイちゃん

皆さんこんばんは。

獣医師の中尾です。

ラグビーバレー世界陸上ゴルフと、スポーツの秋らしく

色々なスポーツが盛り上がって、わくわくが止まりません。

(ブログ公開の頃にはもう終わっているかもしれませんが・・・汗)

 

人も動物も適度な運動は健康に直結するため、

せっかくなのでやる気があるうちに運動しましょう!!

 

今回両目が腫れて来院されたのは、カイちゃんです。

元々左目が先に腫れて治療して改善してきたと思ったら、

右目が腫れてきたとのことでした。

完全に目が閉じてしまっています。(痛くて開けられません)

開いている時でも、反対目に比べると半分くらいの大きさしかありません。

 

まぶたの裏(眼瞼結膜)は赤くなっていませんが、

ぶよぶよしています。(浮腫)

 

まぶたの裏を拭って顕微鏡で確認しました。

たくさんの細胞が確認できます。

炎症や感染がない場合はこんなに細胞が落ちてくることはほぼありません。

少し拡大して見てみると大半はウニョウニョした核を持つ好中球と呼ばれる細胞です。

左上に少し形態の違う細胞がありますが、おそらくまぶたの裏の細胞だと思います。(結膜上皮細胞)

 

細菌もほとんど認められず、左目に処方されていた抗菌薬の点眼も効果がイマイチな為、

まずは感染を疑い、感染症の遺伝子検査(PCR)を依頼しました。

 

クラミドフィラ・フェリスchlamydphila felis、猫のクラミジア感染症)が陽性でした。

細菌の仲間で猫でしか生存できない為、

基本的には多頭飼育や密度が高い環境下での飼育されている猫に多い病気です。

接触が主たる感染経路で、1歳以下の子猫に多く見られます。(どの感染症もそうですが・・・)

 

原因が特定できたのでお薬を処方しました。

(クラミジアに効く薬は、リヴでは飲み薬を処方しています。)

 

1ヶ月後です。

顔全体の写真を撮り忘れましたが、両目ともぱっちりお目目で、

目やにも減りました!

 

あまり繰り返す場合は、

猫ちゃんのワクチンに3種と5種がありますので、(病院さんによって少し異なるかもです)

クラミジアが入っている5種を接種することで、

発症予防や症状の軽減を狙ってみてもいいですね。

 

目やにや目の開き方どうですか???

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

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