ブログ・お知らせ診療ブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

突然目の下が腫れたまるちゃん

診療日誌 2017.07.18 UP DATE.

今回は突然目の下の頬は突然腫れてきたチワックスのまるちゃんのお話です。

「腫れてきた」と言って来られた時の写真がこちらです。
数日間で急激に腫れており、歯石も多くついていたので歯周病から、歯根部が細菌感染を起こし、膿が溜まり、皮膚に向かって瘻管と呼ばれる穴ができたことが原因であると考えられました。

歯科処置の日程を決め、それまで抗生剤で腫れを抑えようとしましたが…

3日後にはますます腫れています。
すぐに歯科処置の予定を入れていたので、まずは歯科処置を行うことにしました。

歯垢がかたまり、歯石が付いている歯がたくさんあります。

右もかなり汚れています。

これらの歯をスケーリングで歯石除去し、歯槽が弱り歯周ポケットが深くなり過ぎている歯に関しては抜歯の処置を行いました。
悪くなった歯は残しておいてもさらなる歯周病を招いたり、痛みが出たりと良くなることはありません。
抜歯をして生活に支障が出ることもほとんどないため、抜歯の処置はとても重要な治療となります。

歯科処置後の歯の写真です。

歯石を綺麗に除去し、右上顎の犬歯も含め抜歯・抜歯後の歯肉縫合の処置を終えています。

処置後、1週間ほどの写真です。

腫れはだいぶ引いています。

腫れの中身は少しとって顕微鏡で見ると好中球と細菌がいたので、膿が溜まって膿瘍となっていたと考えられます。

もう少し時間が経つと腫れは引いて少し皮膚に炎症の影響が残っているだけになりました。

ご飯もしっかり食べれて、口の中のトラブルもなく順調に良くなっています!

今回のまるちゃんのように急激な症状として顔にできものができたようになることがあり、
その原因が腫瘍だけでなく、「歯」から来ていることも少なくありません。

このような変化があればきちんと原因を特定し治療しないと、自壊して痛みを伴うことも多く、治療が遅れてしまうこともあります。

まずは日頃から歯周病予防で歯のケアをすることがとても大事ですが、何かこのように変化に気づかれ際はお早めに診察に来られることをおススメします。
いつでもご相談ください!

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

獣医師 木村

去勢手術と抜歯の処置を行ったドォードちゃん

手術報告 2017.07.16 UP DATE.

先日、去勢手術と抜歯の処置を行ったドォードちゃんです。

ドォードちゃんは他の犬に寄って行った時にぶつかって脱臼してしまった犬歯と昔硬い歯磨きおもちゃで折れて歯髄が見えてしまっていた臼歯があり、
化膿したり疼痛が出たりする前に抜歯の処置も行いました。

折れてしまった歯は歯周病や歯肉炎、細菌感染の原因になる可能性があるため、抜歯の処置が必要となることもあります。

歯石だけでなく、歯が折れたといったことに気づかれた時はお早めにご相談ください。

バッチリカメラ目線を決めてくれたドォードちゃんでした(^^)

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

膿皮症を繰り返すマロンちゃん

診療日誌 2017.07.14 UP DATE.

今回は、膿皮症を繰り返してしまうパグのマロンちゃんです。

マロンちゃんは尿石症を患い、食事療法で溶解し、現在維持しています。

時々外耳炎が悪化してお耳掃除に通ってもらったり、おしっこの調子が良いか尿検査に通ってもらったりしていますが、
今回はお腹の皮膚に赤い円形状のものができて痒そうと来院されました。

その時の写真です。腹側全体に赤い表皮小環と呼ばれるものができていました。
検査をすると、細菌感染が起こっています。

以前にも同じような症状での治療歴があり、抗生剤の投与と抗菌シャンプーでのスキンケアによって良くなっていました。

今回も膿皮症の再発であると診断し、シャンプーと抗生剤で治療を開始しました。

抗生剤は前回の治療歴もあったので、感受性検査と言うマロンちゃんに感染している菌にどの抗生剤が効くかというのを検査してから選択しました。

週2回のシャンプーとお薬をきちんと飲ませてもらい、だいぶ赤みが引きました。

さらに9日後の写真です。

少し腫れていたのも引いてきました。

そして1ヶ月半後•••
すっかりどこかわからないくらい綺麗なお肌になりました!

膿皮症は別名「細菌性皮膚炎」とも言われ、皮膚バリアの弱くなったところに細菌が感染することで今回のような表皮小環や湿疹などの皮膚トラブルを起こします。
気づかないうちに一気に全身に広がることも多く、気づいた時には背中からお腹まで湿疹だらけということも少なくありません。

原発疾患がなく単純な膿皮症のこともあれば、原因疾患に脂漏症やアレルギー性皮膚炎などの皮膚病があり、皮膚の状態が良くない時に細菌感染を起こし二次的に膿皮症になってしまったというケースも少なくありません。
初めて湿疹に気付いた時は膿皮症をしっかり治療した後に原発疾患をみつけてさらにケアしていかないと根本解決になりません。
日頃のスキンケア不足や季節的な湿気などで膿皮症は再発を繰り返すことも多いため、お家でのスキンケアがとても大切になります。

また、多剤耐性菌というあらゆる抗生剤に効かなくなった細菌になってしまうこともあり、治療を途中でやめるとそういった細菌を生み出すこともあります。
抗生剤もむやみやたらに使うこともできず、単純に「いつものお薬で」とも言えません。

このような理由から、皮膚のトラブルは飼い主さんの日頃のケアがとても重要な治療となります。

マロンちゃんは今回しっかりお家でのシャンプーを頑張ってもらえて綺麗に良くなりました!

今後もこまめなスキンケアを続けてもらい、繰り返すことをできる限り防いでいきたいと思います。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

獣医師 木村

去勢手術で片側潜在精巣摘出も行ったレンちゃん

手術報告 2017.07.12 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったレンちゃんです。

レンちゃんは片側の精巣が皮下に残ったままで陰嚢に降りてきておらず、腫瘍化のリスクが通常より高かったため早めの去勢手術をおすすめしていました。
精巣の場所が通常の去勢手術の切開部と近かったため、一か所の切開で終わることができました。

チワワとプードルのMixのレンちゃん。
小さな体で手術がんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

耳がかゆいカプちゃん

診療日誌 2017.07.10 UP DATE.

今回は、ここ数日お耳がかゆい少し怖がりなカプちゃんです。

2ヶ月ほど前に猫白血病とヘモプラズマ感染からの重度貧血で危ない状態になっていましたが、治療の甲斐あってやっと良くなってきた子です。

その経過診察でのことでした。

耳の縁が赤くなって、少しブツブツしています。耳の中はきれいでした。

調べてみると、、、

 

疥癬ダニです!

下に卵もありますし、良く見ると卵をお腹に持っています。

疥癬は多くの動物に接触で感染する可能性のあるダニで、人にも状況によっては感染することがあります。

検査で簡単に見つからないこともあるので、今回見つかって良かったです。

猫白血病があるため免疫的な不安はありますが、そちらの対応も行いつつ、しっかり治療をしていきたいと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術を行ったクロエちゃん

手術報告 2017.07.08 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったクロエちゃんです。

チワックスのクロエちゃん。
いつもは男の子2匹といつも一緒なのですが、独りで手術とお泊まり頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

仔犬が生まれました!

診療ブログ 2017.07.06 UP DATE.

患者さんのところで仔犬が生まれました!

仔犬団子です!可愛いです!!

少し前に、なんだか調子が悪いようでお腹が膨れてきたと来院し、

妊娠・出産間近と判明したボーダーコリーのジュリちゃんがお母さんです。

思わぬ事実に飼い主さんは慌てていましたが、ジュリちゃんは自然分娩で無事に出産してくれました!頑張りました!

 

みんなすくすくと成長しています!

そうこうしている間にもうすぐ初回ワクチンです。お父さんはプードルなので、どういう成長をするのか楽しみです!

里親を探すと思うとのことだったので、せっかくなのでこちらのブログで募集をと思っていましたが、もう見つかったそうです。

可愛いからすぐでしたね、良かったです!

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹腔鏡下避妊手術を行ったコナちゃん

手術報告 2017.07.04 UP DATE.

先日、避妊手術を行ったコナちゃんです。

コナちゃんは腹腔鏡下で避妊手術を行いました。

2.0 kgの体でしたが、術後の回復が早いということや開腹しないため臓器が空気に触れないため損傷が少ないことから、希望していただきました。
お腹の真ん中に細長いカメラ用のポートを挿入し、もう一つ鉗子用のポートを挿入、もう一つの鉗子は刺入して3つの小さな傷で終わりました。

術後の写真です。

腹腔鏡の手術は犬の避妊手術や雄の腹腔内潜在精巣摘出の手術の他、様々な手術に適応されてきています。

犬の女の子で避妊手術を考えられている方は是非ご相談ください。

コナちゃんは3日後元気な姿が見れました!小さな体で手術頑張りました。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術で片側潜在精巣摘出も行った豆吉ちゃん

手術報告 2017.07.02 UP DATE.

先日、去勢手術を行った豆吉ちゃんです。

豆吉ちゃんは左側の精巣が成長途中で陰嚢内に降りてきておらず、近くの皮下に停留してしまっていました。
そのままにしておくと腫瘍化する可能性が高いため去勢手術をおすすめし、摘出することになりました。

手術は今回は切開部の近くに精巣があったため、通常の去勢手術の傷のみで終わることができました。

陰嚢を触ってみて精巣が二つあるか確認できないなど何か気になることがあればいつでもご相談下さい。

豆吉さん初めての入院でしたがとてもおりこうさんにがんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腸閉塞になってしまったリーちゃん

診療ブログ 2017.06.30 UP DATE.

先日、朝から急に何度も吐きはじめて元気がない、と飛び込んできたピットブルのリーちゃんのお話です

来院時にややショック傾向が認められたため急いで検査をしたところ、

消化管内異物の所見と腸管障害・嘔吐による異常が得られました。

ひも状異物による激しい腸管障害が考えられたため、緊急開腹手術となりました。

 

手術中の写真です。

ひも状の異物が引っかかり、それに腸の蠕動運動が加わって、綴れてしまっています。

炎症と血行障害により、やや腸の色が悪くなっています。

幸いこの時は対処が早かったので、腸管の切除は必要なさそうでしたので、胃を1ヶ所と腸を4ヶ所ほど切開して、異物を摘出しました。

複数のプラスチック片に何かの繊維と草が絡まっていました。

お話を聞くと、お庭で自由にさせている時に、小屋の壁を囓ったりしていたとのことでした。

その後、腸のダメージから起こった術後の合併症で再開腹・腸管部分切除となりましたが、

なんとか2度の手術と入院を乗り切り、元気に退院してくれました。

なんとか無事に回復してくれて良かったですが、

異物で手術になってしまった子は再度食べてしまってやってくることが多いので、今後も注意が必要です。

しっかりサポートさせていただこうと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

お腹の横に大きなできものができたパクちゃん

手術報告 2017.06.28 UP DATE.

お腹の横に大きなできものができたパクちゃん。

大きくなったのは3年前からで本人も気にしておらず手術を望まれていなかったため、経過観察としていました。
しかし今回、直径5cmほどにまで大きくなり、厚みも増したので一部破れてしまい、細菌感染を起こす前に摘出することとなりました。

摘出前の腫瘤がこちらです。

手術は皮下にあった腫瘤と皮膚の一部を切除しました。

摘出した腫瘤の中身です。

脂の塊のような白いものが詰まっていました。

病理検査の結果、「毛包性嚢胞」というものでした。非腫瘍性病変で転移や再発もないものでした。

数年間お腹の横にあった大きなできものが取れてスッキリしました。
15歳でしたが傷の治りも良く、麻酔の影響も特別残らず、よかったです。

これからも元気に過ごしていけるよう、サポートしていきたいと思います。

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

トウモロコシを盗み喰いしてしまったもこ君

診療日誌 2017.06.26 UP DATE.

「二回嘔吐した。そういえば一昨日トウモロコシを芯ごと盗み食いしていた。」とのことで来院したのは、11才のミニチュアシュナウザーのもこ君でした。

早速エコー検査を実施したところ

↑胃内にトウモロコシの芯を疑わせる所見が確認され、幸い腸閉塞の所見はなかったので胃カメラで摘出することになりました。


↑胃カメラで見た胃内にあるトウモロコシの芯です。三つもありました・・・

今回は腸に詰まってしまう前に摘出できてよかったです。

トウモロコシ美味しいですよね。皆さんも気をつけてください。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

 

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