ブログ・お知らせ診療ブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

2つの寄生虫が検出されたクーちゃん

診療日誌 2016.11.04 UP DATE.

今回は学校に1人で弱っているところを保護された子猫のクーちゃんのお話です。

img_3933軟便だったので便の検査をしたところ
「コクシジウム」のオーシストが検出されました。

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駆虫薬を投与し、1週間経過をみてみると…

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さらに多くのコクシジウムが!!!

便の状態はよくなっていましたがまだ排出されていたため、駆虫薬はもう少し続けてもらうことにしました。

2週間後でもまだみられたので3週間経ってからもう一度検査をしてみると
便の中にはコクシジウムのオーシストはみつかりませんでした。
便の状態もすっかりよくなり、お薬もやめることができました。

さらに1ヵ月後…

「便にそうめんみたいなのが出て動いていた。ゴキブリを夜中に追いかけて食べているのを何日か前に見た。」
とのことで来院されました。

糞便検査をしてみると…

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今度は回虫卵が!!!
便中にでてきていたのは成虫だったのでしょう。。。
特に症状はみられなかったのですが、フィラリアやノミも同時に予防し、回虫も駆虫できるお薬をつけて成虫がでてくるかどうか見てもらいました。

お薬つけて2日間回虫が便に出てきていたそうですが、10日後の糞便検査では回虫卵はすっかりなくなっていました。

 

●コクシジウム

コクシジウムとは腸粘膜上皮に寄生する原虫です。
オーシストを含む汚染された食物を経口的に摂取することで感染しますが、成猫の場合、感染しても症状を示さないことが多いです。しかし生後6ヶ月未満の子猫の場合、下痢や嘔吐、発熱などの症状を示すことがあります。腸で成長したコクシジウムは糞便中にオーシストを排出し、汚染された糞便を摂取することで再感染するというサイクルを繰り返します。特に外にいる子猫さんで多いのは母親が糞便中に排出しているオーシストを摂取することで感染し、子猫が症状を示すというものです。

今回、外にいるところを拾われたクーちゃんは、コクシジウムにすでに感染しており、おうちに来てから発症したことが考えられます。症状は下痢が何日か続いただけで落ち着き、駆虫薬の効果も奏して早めの対応ができました。
子猫さんを拾われた場合は、様子確認で病院に来られる際に便も持参して頂くことで、症状が悪化する前に対処ができることもありますので、ぜひ一緒に持って来られてください。

 

●回虫

線虫類に分類される回虫は犬・猫それぞれに感染する種類があり、虫卵は広く環境土壌中に分布しているため、容易に経口感染が起こる寄生虫です。成虫は10cm前後にもなり、地域猫を対象にした寄生虫感染の調査では猫回虫が最も陽性率が高いそうです。ネズミやゴキブリなどの生き物を捕食することで体内に仔虫を取り込み、小腸内で孵化し、幼虫は肝臓から肺へと血液中を通って移行します。そのため、母親の胎盤や乳汁から感染することもあるため、症状がなくても子犬や子猫に予防的に駆虫薬をつけることも推奨されています。症状は多数感染した場合、幼虫の移行に伴って肝障害や肺炎、成虫が消化管内に寄生することで腸を刺激し、腹囲の膨大や発育不良、多数の虫体による腸管の通過障害などを起こすことがあります。

今回、クーちゃんは重大な症状を示すことはありませんでしたが、しっかり駆虫しておくことで発症を防ぐことができます。クーちゃんのように猫さんはゴキブリやネズミなどを捕まえてくわえることもあると思いますので、月に一度の駆虫薬の滴下によって予防していくこともご検討していただけたらと思います。

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(写真は犬回虫の成虫です。患者さんが持って来られてリヴで保管しています…)

クーちゃんは今後も月に一度の投与を続けて経過を見ていきたいと思います!

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

熱中症になったユキちゃん

診療日誌 2016.11.02 UP DATE.

今回はお家でお留守番中に熱中症になってしまったチワワのユキちゃんのお話です。

普段はクーラーをつけて出かけられるそうなのですが、その日は忘れてしまって、
10時頃から15時頃までお出かけをされていたそうです。

血液検査では重度の脱水と溶血が見られました。
血漿に重度の溶血が見られました。
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本当は透明なはずの血漿部分(チューブの上の方)が真っ赤になってしまっています。

すぐに入院して、まずは脱水の改善を目指しました。

おしっこも真っ赤な血色素尿が出ていました。

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赤というよりどす黒いです・・・

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おしっこの色はだいぶ薄くなってきました!
まだ元気は出てきません。

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↑ 入院中のユキちゃん
緊張と元気がないので、隅っこでかたまっています。

3日目になると、立ち上がってしっぽを振ってくれたり、吠えたりするようになりました。
おしっこの色も黄色に戻りました。

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入院から6日後、一般状態や血液検査の数値も良くなったので、退院することになりました。
翌日様子を見せに来てもらいましたが、調子も良いみたいでした。

その後も元気にしてくれているようです

今回、ユキちゃんは回復して元気になってくれましたが、熱中症で命を落としてしまうこともあります。
もうすっかり涼しくなりましたが、来年の夏にはお気を付けください。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったくろちゃん

手術報告 2016.10.30 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったくろちゃんです。img_3990

とってもおとなしいくろちゃん。
ちょっと病院での入院に緊張していましたが、手術がんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

 

難治性角膜潰瘍のガブリエル君

診療日誌 2016.10.28 UP DATE.

以前、尿道結石で治療を頑張ったガブリエル君ですが、今回は右眼の角膜に潰瘍を起こしてしまいました。

各種点眼療法を実施しましたが、結果的に1ヶ月間一進一退を繰り返し、不良肉芽の形成も認められたので、外科的に対処することにしました。

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↑透明な角膜に出来た不良肉芽組織。透明性が失われ、同時に潰瘍も存在しています。

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↑肉芽組織を除去し、治癒促進のために放射状角膜切開術を施して最後に角膜の保護の目的で眼瞼縫合を実施しました。

そして、3週間後、

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まだ、白濁は残りますが、ほぼ綺麗に治りました。

ガブリエル君も久しぶりに右眼が使えるようになって嬉しそうでした。

ちなみに、ガブリエル君は寝てる時に半目を開いているそうで、今回治りが悪かったのも角膜の乾燥が原因であったのではと考えています。

今後も再発を注意しつつサポートを頑張ります。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

 

急性湿疹ができてしまった太郎ちゃん

診療日誌 2016.10.26 UP DATE.

今回は急に湿疹ができてしまったMIXの太郎ちゃんのお話です。

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飼い主さんからお話を聞くと、昨日首の湿疹に気づいたとのことで急いで連れてきてくれた様です。
また、ノミがいそう・・・との事だったので首まわりの毛をかき分けてみてみると、確かにノミの糞が付着していました。

その他、食生活はいつものドッグフード他に時々パンやジャーキー、人のご飯(あげない様にはしている)を口にしているそうです。

ではどのくらい首まわりの湿疹ができていたかというと、この通りです。↓↓↓

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結構赤みがあり、冒頭にも話した様にノミの糞や汚れも付着していました。

皮膚のトラブルは様々なことが原因で起こるので1つとは限らないのですが、院内で一般的に行われる皮膚の検査をさせてもらったところ赤みのある部分には細菌感染がみられました。その他、目に見えない外部寄生虫の付着はありませんでした。

治療としてまずは抗生剤で細菌の数を減らすことと、抗菌剤入りシャンプーで洗ってもらいました。
ノミの糞の付着もあったので、ノミダニの駆虫薬もこの日つけてもらっています。

するとその次の診察ではだいぶ赤みも減り、湿疹部分も落ち着いていました!

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ではなぜ湿疹ができてしまったのか?が大切になってきますが、考えられることは食べ物の影響や外部寄生虫の影響、アレルギー、ホームケア不足の問題等々です。一旦お薬で落ち着いても、原因が続くとまた再発する可能性があります。

特にパンやジャーキーなどは痒みを引き起こして二次的に細菌感染を引き起こしやすい要因でもあり、当院でも太郎ちゃんの他に様々な患者さんが食べ物の影響で皮膚トラブルを起こしています。
また、ノミの付着もとても強い痒みや湿疹を引き起こしてしまうので予防をお勧めします。

現在も経過観察中の太郎ちゃん。

病院に来るのに慣れていないので、いつも怖がりながらの診察ではありますがとても頑張ってくれています!

今後もしっかりサポートしていきたいです!

 

獣医師 平湯

去勢手術を行ったクーちゃん

手術報告 2016.10.24 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったクーちゃんです。

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とっても好奇心旺盛で愛想の良いクーちゃん。
手術頑張りました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

子宮蓄膿症のチョコちゃん

手術報告 2016.10.22 UP DATE.

先日、元気・食欲が全くなくないと来られたのはミニチュア・ピンシャーのチョコちゃんです。
嘔吐や下痢などもないとの事ですが、熱を測ると39.8℃と高めでした。

いつもならご飯もガツガツ食べるチョコちゃんですが、ご飯を食べないし動きもないので、やっぱりいつものチョコちゃんと違うよねというお話をさせてもらってから院内で検査を行いました。

血液検査では白血球の数値も高く、炎症のマーカーであるCRPは測定不能なほど高値でした。しかしこれだけでは炎症がどこから起こっているかわからないのでお腹のエコーも行ってみると、子宮に液体が溜まっている所見が見られたのでおそらく子宮蓄膿症(子宮に膿がたまる病気)だとお話させてもらいました。

そうとなれば、外科的に卵巣と子宮全摘出を行うことが一般的な治療法となっているので少し脱水を改善するために点滴を流してからその日のうちに手術を行いました。

摘出した卵巣子宮がこちらです。

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現在、炎症の値も熱も下がり元気食欲もいつも通りに戻ってくれています!

チョコちゃんは6歳で今まで毎年予防の時に避妊手術をお勧めしていましたが、やはり手術はかわいそうという気持ちもありなかなか踏み出せずにいました。そういうお考えの飼い主さんはとても多く感じますが、避妊手術は様々なホルモン性の病気や今回のような子宮蓄膿症の予防にもつながります!なので、赤ちゃんを産ませたい!というお考えがないのであれば、早めの不妊手術をお勧めします。

チョコちゃんも、手術と入院生活頑張ってくれました♪
今後も経過をしっかり観察して、サポートしていきます。

 

獣医師 平湯

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったニコちゃん

手術報告 2016.10.20 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったのはニコちゃんです。

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およそ生後6ヶ月のニコちゃんですが、お顔がすでにイケメンでとても人懐っこい子でした!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 平湯

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

目ヤニがひどいまるちゃん

診療ブログ 2016.10.18 UP DATE.

ここ1年ほど目ヤニがひどく止まらないと来院したのは、トイプードルのまるちゃんです。

眼の洗浄や抗生剤点眼、保湿点眼を行っていたそうです。

 

瞼が赤く腫れて大きな目ヤニの塊がくっついています。

眼の表面に光沢が少なく、結膜も充血していました。

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検査中の写真です。点眼薬を使った後なので、眼が潤っているように見えています。

角膜に傷はありませんでしたが、白く濁った部分があり、周りから血管が入り込んできていました。

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検査を色々行いましたが、その中のシルマーティアテスト(STT)という涙の量を測る検査で

両側とも≦5mmという重度の涙液量の低下が確認されました。

これより乾性角結膜炎(KCS)、いわゆるドライアイが第1に疑われました。

両側とも瞼が内まき気味なので、眼瞼内反症による涙液を貯める機能の問題も考えられますが、

犬のKCSの原因として最も多い免疫介在性のものであれば、免疫抑制剤の局所投与で涙液量の改善が望めるので、

点眼療法を行って反応を見ることになりました。

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お家での点眼を3種類、まず1週間頑張っていただきました。

眼の光沢が出てきていますし、赤みや目ヤニも少し引きました。

眼の検査はどうしても怖がって嫌がる子が多いのですが、とってもお利口に検査をさせてくれるまるちゃん。

このままどんどん良くなりますように!

 

獣医師 山﨑

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術と乳歯抜歯を行ったレオンちゃん

手術報告 2016.10.16 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったレオンちゃんです。

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レオンちゃんは上下左右4本の犬歯と臼歯4本、切歯1本の乳歯が残っていたので
同時に乳歯抜歯の処置を行いました。

◎処置前

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◎処置後

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乳歯が抜けずに永久歯が生えてきてしまっていたので
歯の間に歯垢がたまりやすく、歯石がつきやすくなってしまっていました。

もし残っている乳歯を見つけられた場合はお早めに抜歯をご検討されることをおすすめします。いつでもご相談ください!

小さい体で元気いっぱいのレオンちゃん。
人懐っこくてとっても可愛かったです♪

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

全身に毛玉が出来てしまったマリルちゃん

診療日誌 2016.10.14 UP DATE.

全身に毛玉ができてしまったと来院されたのはメインクーンのマリルちゃんです

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とってもかわいいお顔のマリルちゃん。おとなしくておりこうさんでした。

体を見てみると…

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写真ではわかりにくいですが、全身に大量の毛玉ができてしまっていました。

毛玉は放っておくとその下の皮膚が悪くなってしまう可能性があります。
マリルちゃんは麻酔をかけて毛刈りを行うことになりました。

処置後

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すっきりきれいになりました!!

幸い皮膚も悪くありませんでした。

マリルちゃんよくがんばりました。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

去勢手術を行ったポンタくん

手術報告 2016.10.12 UP DATE.

先日、去勢手術を行ったポンタくんです。img_3520

病院ではとっても大人しいポンタくん。
手術よくがんばりました!

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

獣医師 木村

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

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