先日、避妊手術を行ったQooちゃんです。
綺麗な三毛猫さんのクーちゃん。
ちょっと怖がっていましたが入院頑張りました!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。
先日、避妊手術を行ったQooちゃんです。
綺麗な三毛猫さんのクーちゃん。
ちょっと怖がっていましたが入院頑張りました!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
突然後ろ足が両方とも立たなくなったと言って来られたミニチュア・ダックスの茶々ちゃん。
4日前に急に動かなくなり、排尿排便が垂れ流し状態になってしまっているとのことでした。
来院時、肢は動かすことができましたが、後肢の固有知覚反応はなく、深部痛覚は残っている状態でした。
椎間板ヘルニアのグレードⅢの可能性が高く、排尿困難になりかけていたため、他の脊髄疾患との鑑別や手術も検討する為に早急なMRI検査をおすすめしました。
そして、翌日他院にご紹介させていただきMRI検査を実施したところ、第1−2腰椎の椎間板が右腹側よりヘルニアを起こしている状態でした。
椎間板ヘルニアは神経疾患で緊急性の高い病気になります。
進行していくと一生歩けなくなったり、脊髄の炎症が中枢まで進行すると呼吸中枢を麻痺させて命を落としたり(脊髄軟化症の状態)と、迅速な対応が必要です。
診断をつけた後、適応症例であれば手術での外科的治療を行います。
確定診断にはMRI検査が必要になりますので、今回のように他院にご紹介させていただき、後躯麻痺の原因が脊髄腫瘍などのその他の疾患との鑑別、椎間板ヘルニアであればヘルニアを起こしている場所の特定を行います。
茶々ちゃんはグレードが高く、症状も急である為、手術適応とし、翌日の夜に緊急手術を行いました。
手術は無事に終わり、ステロイドとリハビリ、温熱療法のレーザー治療を行いながら後肢が動くように治療継続します。
車椅子を使ってリハビリを行っているところです↓
車椅子で腰の下を支えて足がちょうど着くようにしています。
この状態で自由に歩かせて後ろ脚を動かすようにしていきます。
退院後も腰の下にタオルを通して腰を持ち上げ、屈伸運動で筋肉の硬直を防いでもらいながら
投薬治療と併用でリハビリを継続してもらいました。
手術をして2週間後にはだいぶ歩行ができるようになり、固有知覚反応も徐々に戻ってきました。
それから10日後には投薬も終了し、補助なしで歩き回るほどになりました。
今回の茶々ちゃんは初めて症状が出てから手術まで少し時間が経っていましたが、手術後の反応もよく、退院してからのご家族のリハビリの頑張りもあり、順調に歩行ができるようになりました。
ミニチュア・ダックスさんで多いことが知られている椎間板ヘルニアですが、命に関わる状態までなることもある緊急性の高い疾患です。
軽度であれば内服等の内科治療で経過を見ますが、グレードが高い場合は手術で飛び出た椎間板物質を取り除く必要があります。
迅速な対応が必要になりますので気になることがあればお早めにご相談ください!
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
毎年、太宰府で行われている福岡県動物愛護フェスティバルですが、その中で福岡県獣医師会が実施しているペットの健康相談会に参加してきました。
当日は天候もよく、多くの方がご来場されていました。
隣りのバルーンアートは、子供たちに大人気!
相談コーナーも20名以上の方が来られていました。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日行われた福岡県獣医師会小動物部会主催の小動物臨床講習会に参加してきました。
演題は「どうする腎臓病?『内科治療、腹膜透析、腎生検、etc』」で
講師は鹿児島大学の矢吹 映 先生でした。
最近、福岡で立て続けに輸液や腎臓のセミナーがいくつか開催されたのですが、
腹膜透析・腎生検についての内容が新鮮で、かつ、有用な情報が得られたと感じました。
腎臓病は患者さんが多いのですが、治療で悩むところが多い病気でしたので、
講習会の情報を整理して、的確に判断・治療が行えるように精進しようと思います。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日、避妊手術を行ったゆきちゃんです。
ちょっと怖がりさんなゆきちゃん。
今回はなるべく負担をかけたくないと腹腔鏡での避妊手術をお選びいただきました。
腹腔鏡手術についてはこちらをごらんください↓
https://live-ac.com/archives/6753
手術と入院良く頑張りました!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
「ウンチが出にくい」と言って来院されたのは14歳のミニチュアダックスフンドのイヌチヨさんでした。
早速調べてみると、会陰ヘルニアが発症して便が出にくくなっていたようでした。
↑幸い尿道に変異は起こっていませんでした
会陰ヘルニアとは直腸を支える筋肉が男性ホルモンの影響で萎縮することで、
支えがなくなった直腸が蛇行して、その部位で便がスムーズに通らなくなる病気です。
早速手術をして快適な排便生活を送らせてあげたかったのですが、イヌチヨさんは重度の肥満でこのまま麻酔をかけるのは危険性が高いと判断し、ダイエットをしてから手術をすることになりました。
その後、糖質制限食を実施して約3カ月かけて2kgのダイエットに成功し、無事に手術をして快適な生活を取り戻せました。
↑術後10日目のお尻の様子
ダイエットも手術も頑張りました!
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日、歯科処置を行ったモモちゃんです。
混合ワクチンで身体検査を行った際、臼歯それぞれに黒い歯石とその周囲の歯肉炎が起こっていたため
悪化して抜歯等の重度の処置が必要になる前に軽度の歯科処置をオススメして処置を行いました。
黄色で丸をつけている部分に歯石がついたり、歯垢ががたまったりしています。
歯周病菌の溜まり場にもなるので、歯科処置としてまず歯石除去を行い、歯周縁レーザー処置をして、歯の表面のポリッシングを行いました。
とてもお利口さんなモモちゃんなので今後も歯磨きで綺麗な歯を保っていってもらいたいと思います。
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日、去勢手術を行ったKINGちゃんです。
ポメラニアンのKINGちゃん。
本来雄の精巣は成長段階で腹腔内から陰嚢へと移動し下降していくのですが、KINGちゃんは両側の精巣とも陰嚢内に降りて来ず、腹腔内に留まったままの腹腔内停留(潜在)精巣の状態でした。
体内である腹腔内は体外に出ている陰嚢内よりも温度が高いことからか腫瘍化するリスクが高いことが知られており、適切な時期に去勢手術として精巣摘出を行った方が将来の病気の予防になると言われています。
しかし、精巣が腹腔内にあるためお腹を開けて取り出さなければなりません。
そこで今回はなるべく傷を小さく、負担を少なくするために腹腔鏡での精巣摘出をお選びいただきました。
当院で腹腔鏡手術は主に雌犬の避妊手術で活用しております。
(これについてはこちらをご覧ください↓)
https://live-ac.com/archives/6753
腹腔内の潜在精巣の場合はカメラを挿入するポートを1つ設置し、カメラで精巣を見ながらその真上に小切開を加えて精巣を外に出し、摘出を行います。
お腹を開けることがないメリットとやはり切開の傷が小さくなるメリットが大きく、術後の炎症による浮腫も起きにくくなります。
KINGちゃんは同時に残っていた乳歯の抜歯も行いました。
このまま残しておくと歯並びが悪くなったり、歯周病の原因になったりするので永久歯が生えてきているのに乳歯がのこっている場合は抜く処置が必要です。
いつも可愛く寄ってきてくれるKINGちゃん。
手術頑張りました!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日、右後ろ足を痛がると夜間救急に行き、紹介でやってきたスフレちゃんのお話です。
とってもお利口さんなマンチカンの子猫さんです。
なんでも、物音に驚いて抱っこから飛び降りてしまい、それから症状が出ている、とのことでした。
明らかに右足の着きかたが悪く、膝のあたりの腫れと痛みがありそうでした。
膝のレントゲン検査を行いました。
膝を曲げて横から撮影したレントゲンです。右上が太ももの骨(大腿骨)で、中央から下にかけてが脛・ふくらはぎの骨(脛骨・腓骨)です。
まだ成長期で、骨端板という骨の成長を担う部分がはっきりしているため分かりにくいですが、
脛骨の上部の脛骨粗面という部分が浮き上がってしまっています。
飛び降りた時に膝を強くぶつけ、はがれてしまったのでしょう。
よく見ると、近位(中心に近い方)はズレていないのに対し、遠位が大きくズレています。
脛骨粗面は膝の前面にある膝蓋靱帯が付着する部分で上向きに大きな力が加わります。
完全にはがれてはいないようですが、その力でずれてきてしまっているようでした。
治療は、まだ小さい仔猫なのもあり、一時、外固定(ギプスのようなもの)で固定して安定化しないか試してみましたが、
足の短いマンチカンという猫種もあってか上手くいかず、整復手術を行うことになりました。
金属のピンをはがれた部分に打ち込み、固定する手術です。
足の小ささもあり、心配でしたが上手くいきました。
今後は、上手く骨が治ってくれるかと、骨の成長を担う骨端板を痛めている可能性が高いので、
骨の成長に異常が出ないかをしっかり経過を追っていきたいと思います。
福岡動物メディカルパーク リブ動物病院
先日、去勢手術を行ったそらちゃんです。
大人しくて人懐こいそらちゃん。
手術とお泊まり頑張りました!
当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。
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先日、歯茎が赤い、と来院したのは、少し怖がりなれんちゃんです。
ペットホテルに置き去りにされていたところを、最近今の飼い主さんに引き取ってもらったそうです。
先輩犬ともすっかり仲良しです。
以前に他の施設で歯科処置を受けたそうなのですが、また悪くなってきたとのことでした。
確かに臭いも強く、触ると嫌がるので、痛みもあるようでした。
よくよく聞いてみると、なんだかご飯を食べる時の口の動きも悪いようでした。
麻酔をかけてみてみると、歯茎は強い炎症を起こして下がっており、歯の根っこがほとんど見えています。
そしてその根っこに汚れがこびりついていました。
また、舌の根っこのところにしこりができていました。
ここまで進行してしまうと歯の温存は難しいので、抜歯処置を行いました。
また、舌のしこりは切除して病理検査に送りました。
しこりの検査結果は炎症性のできもので、悪性所見はありませんでしたので、良かったです。
歯周病に続発したものと考えられます。
なんとれんちゃん、今までの境遇にもかかわらず歯磨きを頑張れる子なので、
残せる歯は残し、今後は歯磨きを歯周病ケアを頑張っていくことになりました。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
先日、九州大学病院内視鏡外科手術トレーニングセンターで行われた、腹腔鏡手術のスタンダードコースを受講して来ました。
若手のお医者さんと共に学ぶのはとても刺激になりました。
今回のコースは2日間で、各種基礎的なレクチャーと実習ということで、とても有意義な経験をさせて頂きました。
実習の中で特に面白かったのはヴァーチャルリアリティー技術を使ったシステムで、今後の発展が期待される分野です。
今回スタンダードコースを受けてみてとてもいい内容でしたので、今後のスタッフ教育にもこのコースの受講を検討したいです。
福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院
【WEB予約開始のお知らせ】*「予約」と表現をしておりますが、当院は順番待ち制です。 いつも当院をご利用いただきありがとうございます。 この度、より便利にご予約 […]
重要なお知らせ【終日:事前連絡での順番制】 「午前」「午後」共に、ご来院前に必ずお電話にて「整理番号」をお取りください。 整理番号は、2週間前より「お電話」にて […]
重要なお知らせ【終日:事前連絡での順番制】 「午前」「午後」共に、ご来院前に必ずお電話にて「整理番号」をお取りください。 整理番号は、2週間前より「お電話」にて […]
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