大事なお知らせ

ブログ・お知らせ獣医師スタッフブログ

リヴ動物病院のキャンペーンや日々の治療のこと、またはちょっとしたコラムなど。
様々な視点で日々を綴っていきます。

腹膜鏡下(ラパロ)避妊手術をしたももちゃん

手術報告 2020.01.11 UP DATE.

先日、避妊手術をしたももちゃんです。

きょとんとした眼差しは、どこを見ているのかな?

帰ったら、家族とご飯が待ってるよ。

ももちゃんは腹腔鏡(ラパロ)を使った傷口の小さい手術のご希望でした。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹膜鏡下(ラパロ)避妊手術をしたきなこちゃん

手術報告 2020.01.04 UP DATE.

先日、避妊手術をしたきなこちゃんです。

ふわふわで真っ白なお顔にボタンのような黒いお目々。可愛い雪だるまかな?

きなこちゃんは腹腔鏡(ラパロ)を使った傷口の小さい手術のご希望でした。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

ペットシーツをかじって食べちゃったふくちゃん

みなさんこんばんは。

獣医師の中尾です。

 

先日出張で初めて青森を訪れました。

到着日はまさかの気温マイナスで、初雪を見ることができました。

福岡と10度以上気温差があるため、とても寒いはずでしたが、

そこは雪でテンション上がったため難なく乗り切りました。笑

2日目以降は寒かったです・・・泣

素敵な場所だったので、また訪れたいです。

豆情報ですが、青森用に初めて買ったGUのダウンめっちゃ暖かかったです。

 

今回はペットシーツを食べてしまったふくちゃんです。(誤飲、異物)

検査や注射は苦手ですが、待合室ではこのように人懐っこい可愛いわんちゃんです。

 

どのくらい食べたのかなと思って、飼い主様が持参してくださったペットシーツを見てみると、

中の吸水ポリマーが全部なくなっていました。

 

超音波検査(エコー)で胃の中を見てみると、

胃の中に内容物があるのが認められたため、催吐処置(吐かせる処置)を実施しました。

すると、ご飯数粒とシーツの残骸が出てきました。

 

食べた時間が不明だったため、腸内へ流入したかもしれませんが、

無麻酔で出来る処置はここまでなため、注意して様子を見てくださいとお伝えしました。

(もちろん超音波にて、明らかな腸内閉塞がないことを確認しています。)

 

処置の方法や異物・誤飲の危険性に関してはこちらに記載しているためご確認ください。

手羽元美味しかったよ・・・と満足そうなベルちゃん

 

これからクリスマス・お正月シーズンが到来すると、

わんちゃんやねこちゃんが誤飲する可能性が増えてきます。

家族以外の人がおやつとしてあげるかもしれません。

楽しいイベントで気が緩みがちになると思いますので注意してください。

 

福岡メディカルパーク リヴ動物病院

 

耳の中にポリープが出来たアイスちゃん

今回は、耳から汁が出ると来院した、小柄なパグのアイスちゃんのお話です。

話だけ聞くと、アイスちゃんは慢性外耳炎を患っているので、その再発かと思われました。

そこで、当院自慢のビデオオトスコープシステムで耳の中を覗いてみたところ…

犬猫の耳道(耳の穴)は折れ曲がっていますが、

(外から入ってすぐを垂直耳道、折れ曲がって鼓膜までを水平耳道といいます。)

その折れ曲がった先の水平耳道内にピンク色でドーム状のしこりがあり、

その周囲に膿様の液がたまっていました。

しこりは充満性で、上の図のように、そこから先が覗けず、

しこりがどこから出てきているのかはわかりませんでした。

液を検査してみると、細菌・酵母の感染があったため、

感染による炎症性に発生している可能性を考え、

まずはそちらをしっかり治療することにしました。

外耳洗浄に点耳薬・内服薬を併用して、汁の排出は落ち着きました。

しかし、しこりに変化はありませんでした。

 

レントゲン検査でも耳道内にしこりが充満していることが確認され、

治療で改善もないことから、しこりの細胞の検査(生検)が必要と判断し、

麻酔下でビデオオトスコープを用いて組織の採材を行うことにしました。

何をするかというと、簡単に言うと、

カメラで覗きながら、鉗子でしこりの一部をちぎってくるのです。

カメラに内視鏡と同様に鉗子を通す穴が開いているものもあるのですが、

今回は組織を大きく取るために、細いカメラを入れて、

その脇から太い鉗子を差し込んで採材する方法をとりました。

実際に実施してみると、なんと、一部ではなく腫瘤のほぼ全体がズボッと抜けてきました。

これでやっと腫瘤の全体像がはっきりしました。

鼓膜の直前の耳道の皮膚から発生し、水平耳道にほぼ充満していたようでした。

鼓膜より内側から発生していることもあるのでヒヤヒヤしていましたが、

鼓膜は無事でした。

細かいところをきれいにして、しっかり洗浄を行い、処置を終わりました。

取れた腫瘤は病理検査にまわしました。

 

ビデオオトスコープがなければ

CT検査をして場所を確認して、耳の切開をして取るか、

盲目的に鉗子を入れて取るという危ないことをするか、

など負担をかける可能性があったので、

最小限の負担で処置ができてよかったです。

 

アイスちゃんは日帰りで元気に帰って行きました。

良性であるように見えましたのが、病理検査の結果待ちです。

今後の治療が重要なので、しっかり見ていきたいと思います。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術をしたぷりんちゃん

手術報告 2019.12.28 UP DATE.

先日、避妊手術をしたぷりんちゃんです。

ディズニーわんわん物語のヒロインがスクリーンから飛び出してきました。。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

爪のじゅくじゅくが長く続いたカイちゃん

手術報告 2019.12.26 UP DATE.

先日、爪を怪我したみたいとのことで来院したカイちゃんです。

診てみると、前足の爪の1本がジュクジュクしています。

どうやら爪の外側が抜けてしまっているような状態でした。

「カーテンに引っ掛けたかなー」というお話もあり、まずは抗生剤で治療しました。

しかし、1か月弱で再発。

抗生剤を変更しても良くなりません。

爪の根元や骨の問題も考え、抜爪手術を提案しました。

レントゲンでは特に異常ありませんでしたが、

手術でとった爪を病理検査に出すと「爪下角化棘細胞腫」という診断名でした。

これは悪性腫瘍ではありませんが、爪の根元に炎症がぐずぐず残ってしまうことがあります。

基本的に完全切除で治癒するため、カイちゃんは治療終了となりました!

 

小さな問題でも、ぐずぐず長引く場合は何か原因があるかもしれません。

小さな問題のうちに一緒に解決できればと思います!

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

急に後ろ足が動かなくなったデリちゃん

手術報告 2019.12.24 UP DATE.

先日、急に後ろ足の踏ん張りがきかなくなったとのことで、来院したデリちゃんです。

左足は多少自分の意志で動かせますが、右足は完全に動かせない状態でした。

触って診てみると、足は痛がりませんが腰を痛がります。

こういう場合、椎間板ヘルニアを疑いますが、

他の骨・神経の病気との鑑別、病変部位の特定のために他院でMRIを撮ってもらったところ、

「胸・腰椎部の椎間板ヘルニア」という診断でした。

 

椎間板ヘルニアは背骨の中の神経が圧迫される病気です。

症状が軽いと痛みだけで済みますが、症状が重くなるにつれて身体の麻痺が進みます。

デリちゃんの場合、後ろ足の麻痺が出ており抗炎症薬も効かなかったため、

神経の圧迫をなくす手術を行いました。

↑背骨を削り、神経の圧迫をなくした状態です

 

術後はしばらく安静にした後、マッサージとリハビリを行いました。

最初は車いすを使いながら歩行訓練を行い、

数日後にはヨタヨタではありますが、自力で歩けるようになりました!

 

椎間板ヘルニアは、急激な動きや腰に負担のかかるような姿勢をとると起こりやすくなります。

(高いところから飛び降りたり、背骨が垂直になるように抱っこしたり など)

犬ではダックスフントやコーギー、トイプードルなどに起こりやすいので、

これらの犬種のご家族は特に気を付けましょう!

 

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹膜鏡下(ラパロ)避妊手術をしたうにちゃん

手術報告 2019.12.22 UP DATE.

先日、避妊手術をしたうにちゃんです。

しっかりしたお顔に立派な眉毛、元気な明日にダッシュです。

うにちゃんは腹腔鏡(ラパロ)を使った傷口の小さい手術のご希望でした。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

避妊手術をしたカナちゃん

手術報告 2019.12.20 UP DATE.

先日、避妊手術をしたカナゃんです。

大きなお目々と白いおひげのカナちゃんは、可愛いレディです。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

左腕にカビ(糸状菌)が感染したゆめじちゃん

体重が2kg減ったのが嬉しかった今日このごろです。

 

今回は左腕の内側がなめてしまってハゲてしまったとのことで来院された

猫のゆめじちゃんです。(可愛いお顔の写真撮り忘れました・・・)

 

なめたのが先か、ハゲたのが先かで疑われる病気は異なることもありますが、

今回はわからないとのことでした。

(たいていわからないことが多いです。)

 

見た目はこんな感じです。

毛は抜けていて、皮膚はやや赤くなり、表面にかさぶたがあります。

(脱毛、紅斑、痂皮あり)

 

抜毛検査(毛を抜いて顕微鏡で見る検査)では何も異常は認められませんでした。

カビ(皮膚糸状菌)も考え、UVライトを用いて照らしてみるとうっすら陽性反応がありました。

※正式な検査機器はウッド灯を用いますが、UVライトで代用しています。

 

皮膚糸状菌は毛に生息している菌の皮膚への侵入で起こります。

接触や毛が舞うことで感染がひろがります。

健康な子でも保菌していることもあるため、注意が必要です。

 

皮膚糸状菌症で一番覚えててほしいのは、

人獣共通感染症(ズーノーシス)であるということです。

人に感染る可能性があるため、消毒や手洗いには気をつけてください。

特にお子様やお年寄りの方がいらっしゃるご家庭はより注意してください。

これは僕自身の経験ですが、女性の方に感染ることが多い気がします。

(お世話の頻度や在宅時間の問題かもしれませんが)

主に腕に赤い斑点(10円玉から500円サイズが多いです。)ができた場合は、

人の皮膚科に行ってください。(動物を飼育していることを告げてください)

 

本題に戻りますが、

糸状菌の一つであるMicrosporum canisという菌が、

猫の糸状菌のほとんどの原因になります。

その中でもライトに反応する菌は約半数なので、

誤診を避けるためにも糸状菌用の培地を用いて診断することにしました。

 

この培地に糸状菌が生えると黄色の培地が赤く変色することが特徴です。

最大2週間程度判定まで時間がかかることもあるため、

その間は先に治療するか、待ってもらうかになります。

今回は飼い主様と相談し、カラーをつけてもらい、検査結果を待つことにしました。

舐めることでより酷くなるのや、感染が広がるのを防ぐためです。

 

5日後の写真です。

黄色の培地が赤くなっていることがわかります。

これで糸状菌症と診断し、抗真菌薬を処方しました。

 

1か月後です。

まだうっすら毛は薄いですが、綺麗に毛が生えてきました。

あとは毛が生え変わるのを待つだけなので、これで治療終了と判断しました。

 

子猫や、ストレスを抱えた猫、病気を治療中の猫(特に免疫抑制中)は発症しやすいため、

注意してみてあげてください。

気になったらご気軽に病院に相談ください。

 

補足ですが、

病院スタッフで一番感染する人獣共通感染症は糸状菌だと思います。

まだ自分はかかったことがないため、どんな感じかお伝えすることができません。笑

飼い主様やスタッフからの情報だと、少しかゆい程度ですぐに治らないイメージです。

ペットを飼育していることを伝えておかないと、軟膏だけ渡されて、

全然改善しないこともあるため、必ず伝えるようにしてください。

 

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

腹膜鏡下(ラパロ)避妊手術をしたさちちゃん

手術報告 2019.12.16 UP DATE.

先日、避妊手術をしたさちちゃんです。

まっすぐな視線と引き締まった口元は、大切に育てられている証です。

ルディちゃんは腹腔鏡(ラパロ)を使った傷口の小さい手術のご希望でした。

当院にご依頼いただきありがとうございました。
ご信頼に応え、無事に手術は終わっております。

福岡動物メディカルパーク リヴ動物病院

ヨーロッパ小動物外科認定医取得

セミナー参加 2019.12.15 UP DATE.

度々院長不在でご迷惑をおかけしていましたが、この度2年間の研修を経て

European School ofVeterinary Postgraduate Studies(ESVPS)という

ヨーロッパ獣医師教育機関の小動物外科認定獣医師の資格を取得することが出来ました。

これからもより良い医療を提供できるように精進を重ねていきます!

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